小浜ハーフマラソン 後半

昨日からの続き。


前回11月同様5kmまでは順調。
しかし、そこから前回同様の
「ゆっくり抑えることが難しくなる不調」が
今回もやってきた。


その内容は
「左脚(左ひざの裏)がだぶつくような感覚」だ。
言葉での説明が難しいのだが、
例の「左ひざ裏の痛み」
と連動していて、左足を
「前に送り出したときから引き戻すとき」
の切り替えで、脚に妙な力が入ってしまい、
ぎこちなくなってしまい、
タイミングが一定にならなくなってしまう。


その結果、着地で足裏の設置が
一定にならない。
「ちょっと外側」「ちょっと内側」
といった具合。
で、これをなくす手っ取り早い方法は、
「気持ちよく、速く走ってしまう」
ということなのだ。
つまり、足の引き込みを強くしつつ、
ストライドを伸ばす、ということを
すれば「脚のだぶつき感」
は解消される。
しかしそれは、
「ペースアップ」を意味する。


ということで
「ゆっくりペースを維持できなくなった」、
というのが前回だが、それと同じ感覚が、
今回も5km過ぎにやってきた、ということだ。


ここで、今回は1つの対策を考えていた。
1月に走ったとき、
テバスフィアのラリーで走って、
「足裏で感じる重心をまっすぐにする」
ということをできれば、
足の使い方としての痛みは
小さくなることを実感している。
これをやればいいのではないか。


で、やったのだが、確かに
足自体はそれでよさそうなのだが、
それを頭でコントロールしながら
走るのはつらかった。
強く意識しないとできない。
ナチュラルに走る」
などとはとてもいえない状況。
もちそうにない・・・


で、走りながら、もっとなにかあるはず、
と考え続けた。


ここで、思い出したのが、
今週の足指をぶつけての出来事。
足裏の体重のかけ方をちょっと
かえただけで、身体のあちこちが
筋肉痛になった・・・。


・・・ふむ・・・・


「全体のバランスがずれている」
というのは、いろんなところに
影響があるということだ。
脚と全然違うところからの
影響もあるかもしれない。


「左ひざがだぶつく感じ」
なのだが、ひょっとして、
「右腕の腕ふりが弱い」
といった一番遠い個所が原因、
なんてことは・・・ないよね、


と思いつつためして
みたところ・・・・


あれ・・・・調子がいい!


「右腕を元気よく腕ふりする」
としただけだが、思いのほか、
左脚の調子がよくなった。


このとき、これはあるかもしれない、
という考えが頭に浮かんだ。


自分は、あまり大きな病気、けがをしたことが
ないが、1つだけやっている。
それが、右鎖骨の複雑骨折だ。
もう7,8年たつと思うが、
あれ以来、右肩の動きは、それ以前より
動きにくくなっているはずだ。
これが遠因になっている、と考えると
合点がいく。


ただ、右腕を「とにかく大きく動かす」
では、不自然だ。
大きな動き、のどの部分が、なぜ
左脚によいのか、それが知りたい。
どうしてこれで調子よくなるのか。


腕ふりの何が調子を整えるのか、
を「感じよう」としながら走る。


いろいろ試すうち、
「右腕をきちんと引く」
という意識でうまくいく
ことがわかった。
そして、それは
「右の腰をきちんと乗せ込む」
という感じにつながっていた。


つまり、
「腕ふりをきちんとする」
って、
「きちんと腰をいれて走る」
 (背骨にしっかりひねりを入れて走る)
ってことなのだ、という解釈に
至った。
(これが正解かどうか、しらんが、
  今の自分には正解)


ここまで判明するのに12kmくらい
まで到達。
で、抑えながら走っていたこともあって、
身体は快調。疲れていない。


そこからは、
「腕引きをしっかりして腰をいれて走る」
ということにとにかく集中した。


ただ、今の実力自体は、11月から
それほど上がっていないだろうから、
キロ5分20秒前後」はキープ。


それでも17kmくらいから脚は
かなり重くなった。
ただ、今回はずっと無理しなかった
こともあって、最後まで失速せず、
気持ちよく走りきることができた。


結果、
1時間52分06秒。


ちなみに、11月の20kmレースは、1時間52分11秒。
距離の長い今回の方が速いタイムでゴールできた!!


以上、
タイム自体は大したことないが、
自分としては
「自分のフォームについての意識改革」
という大きな収穫があったので、
大満足。


あとは、レースのご褒美の
「100円で温泉に入れる」を
堪能し、
小浜ちゃんぽん」を
食して帰ってきた。


以上走ってよかった。
来年もきたい。
走るのがまた楽しくなった。


感謝。


<過去の今日>
「お台場30kmその2」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140112
スマホ外付けキーボード入力試し中」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130112

><