ひさしぶりの御茶ノ水

5月3日はトレランシューズを購入したので
その記事を書いているが、その日は
合わせて、ひさしぶりに御茶ノ水
ぶらぶらして、ギター試奏他を
楽しむという休日を過ごした。


クロサワ楽器を始めとする
いろいろな楽器店をざっとみてきたが、
(もちろん、アコースティックギターをみてきた)
マーチン、ギブソンが中心になっていて
その他の国産メーカー、ならびに
海外メーカー、そして手工品に
ついては、少しおとなしいかな、という感じ。
もちろん、Blue-G、HOBO'Sといったところは
違っているが。


そのマーチン、ギブソンの値段帯は、30万から70万が
ボリュームゾーンとなっているようで、
自分としては、当然ながら手が出ない。


そういうのを、単純に楽しみとして
弾くのもいいのだが、もし現在手に入れると
すれば、やはり20万以下だろうな、
と思い、そういうものを狙って試奏してみた。
(マーチン、ギブソンは、過去たくさん
  試奏してきたのでいいか・・という思いもあり)


ちょうどいい価格帯で、有名メーカーとしては、
ラルビー。これの小ぶりのギターを中心に
試奏した。
なかなかいい音のギターが多かったが、
今回はマホガニー材とローズウッド材の
違いをずいぶん感じた。
マホガニーの枯れた感じは悪くないが、
低音の輪郭がはっきりしない感じがいまいち。
そう思ったところで、ローズウッド材を
弾いて、やっぱり低音の輪郭はこちらの方がいいな、
といったところを楽しんだ。


あと面白かったのは、
eN.Guitarという楽器屋さんで弾いた、
カワセのマスターという楽器。
1976年製ということで年代ものだが、
どこも不調はなく、
しっかりいい音を出していて、
値段も10万以下。(9万くらい)
特にいいな、と思ったのは音の分離のよさ。
ドレッドノートなので、ピック弾き用と思うが、
フィンガーピッキングでも十分いけた。
ただ、弾き心地としてはネックがすごく重い感じで、
演奏時のバランスが今一つ。
(ヘッド側が下がってくる気がする)
おそらく音の分離の良さの一因は
この密度の高いネックにある思うが、一方で
ちょっと弾きづらさがあるなあ、という感想。
しかし、座って弾く分には
それほど気にならないし、
バランスを調整する手はいろいろ
あると思うので、なかなか面白いギターと思う。


他にもいろいろ廻ったが
ひさしぶりだからだろうか、
すごく楽しかった。


やっぱり試奏するなら、
ナイロン弦より、鉄弦の方が面白い。
また機会をみて楽しみに来よう。



<去年の今日>
神戸花鳥園へ」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130505

<目に入ったニュース>

><