ダンスの思想

先週から、かなりの頻度で出張にでているのだが、
その間、移動中は、それなりに読書ができた。
長崎市図書館で、借りた本だが、
三浦雅士著の
『考える身体』
というのと、
『人生という作品』
を立て続けに読了。


自分はダンスはあまりよくわからず、
また、その歴史といったものには、まったく興味なし
なので、これらの本のなかにでてくる、
「ダンスの偉人伝」みたいなところは、
まったく楽しめなかったのだが、
それとはべつに、
「ダンスは身体の思想である」
といったところから、芸術論や様々な思想への
話がでてくるところは、大きな共感をもって読めた。


ダンスは言語と同じだけ古く、人間が人間であるために
生まれたもの、といったくらいの極端なものいいなのだが、
自分としては、そのとおりと思える。


身体は、音楽のように、語る。


自分はダンスはできないけれど、ギターや
ランニングで、同じようなことを感じている気がする。


そういうことを感じる感性は、ずっと持っていたい。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110117


<目に入ったニュース>

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