美しい顔

「人の美しい顔は、読書しているときの顔」
といった文章を読んだ。


確かにそのとおりと思う。
そのほかにも、
「おいしいものを食べてるとき」
というのも、あり、と思うが、
それは、「美しい」というよりは、
「幸せそう」
という表現になろう。


また、
「バッターボックスに立った打者の顔」
もかっこいい。
ただ、「戦い」がテーマゆえ、
この場合は、「かっこいい」
というのが、ぴったりくる。


「美しい」
となると、静的な感じがするのだ。


そんなことを考えていると、
じっとしていながら、すごく
「集中」、「没頭」しているとき・・・・・
・・・・読書のときかな。
と思う。


そして、それは、ある意味
「みられることをまったく意識していない顔」
という面もある。



そんなことを考えていたら、
高校生の子供が軽く化粧などを
している。


・・・・美しくない(というか、感じない)


「やめたほうがいいんじゃないの?」


というと、ごちゃごちゃ文句を返された。


いろいろ言われたが、一言で言うと、
「自分の顔が気に入らないので、
  化粧をしたい」
ということ。
切実にそう思うらしい。


「人の顔なんて、それほど気にしなくても、
 夢中で読書しているときは、美しい顔してるよ」
といってあげたかったが、伝わりそうになかったので、言えず。


そんなやり取りで思ったのだが、
「一番美しくない顔」
というのは、
「鏡を覗き込んでいるときの顔」
なのかもしれない。


もちろん、そうでない方のほうが多いと思うが、
自分の顔について、自信がなくなり、
お化粧で・・・・
と考えながらみる自分の顔は、
上述の「読書する顔」
とちょうど対極にあるような気がした。


で・・・・・


こっからの続きもいろいろ書いたのだが、
しっくりこない。


とりあえず、ここまで。




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