予定を延長しての出張となったが、
まあまあいい仕事ができたと思う。
今日合流したメンバーは
レンタカーを借りていたゆえ、
仕事終了後の2時間くらい、
ちょっとした観光につれていってくれた。
（飛行機が18時発しかないため）
いってきたのは、
映画「おくりびと」の舞台となった
「NKエージェント」。
古い旅館だったところ、ということだが、
大変趣のある建物だった。
中で何場面か映画のシーンが流れていたが、
映像の中のその場所が実物で
みれるというのは、なにか不思議な気分。
それと、
こういう、死を扱った映画が
海外・・・というか世界の賞を
とってしまった事実は、
自分にいろんな考え、というか想像を
かき立てる。
その後、土門拳美術館へ。
「昭和の写真」（だったかな）
といったテーマでの写真がたくさん展示されていた。
土門拳だけでなく、さまざまな著名写真家のものだ。
今の生活から見ると、
不衛生で、かっこ悪い、という人が
写真のなかにいるのだが、
今の人と比べて不幸にみえるか？
というと、確かに不幸な方もいるのだが、
いまよりずっと生き生きしているようにも
みえた。
「働くことがあたりまえ」
「とにかく、生活する」
みたいな、なんというか、
「素朴」みたいなものを
感じた。
「労働者」。
対して、今の自分の周りをみてみると、
その「労働者」の空気はとても小さくなっていて、
それより「消費者」という言葉が頭に浮かぶ。
どっちが幸せか、といわれれば、
今、と答えたいが、そんなに単純じゃないな、
とも思う。
また機会があったら、きてみたい。
PS
長崎への飛行機が欠航。
東京で一泊となってしまった。
＜去年の今日＞
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080925
＜目に入ったニュース＞
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