思索の時間

このところとても忙しい。
なので、
「すばやく手帳で計画を立て、
 どんどん仕事をこなそう」
と思い仕事をしていた。


しかし、そういうせわしい
状況ってよくないよな、
と思い、
思い切って、
「今日の朝一の1時間は思索の時間。
 とにかく実務ではなくて考えることに集中してみる。
 考える内容は自由」


としてみた。



すると、
腰をすえたことにより、
仕事、生活、趣味等々、
諸々の考えが整理できた。
結果、
『「思索する時間」
 ということは責務としてもつべきだ」
という考えまで至った。


サラリーマンだし、流れてくる仕事に
乗っかっていれば一応、今日は過ぎていく。
でも、
「よく考えて、自分の仕事としてみきわめてやる」
ということができないと、
やらされ感がでてしまい、
後ろ向きな仕事のやり方になりがちだ。
それを払拭して、やったことから
自分を向上させるためにも
「きちんと思索すること」
は重要だと思った。


思ってみると、当たり前のことだ。


でも、
実際にやるのは、理由のない壁みたいなものも
感じる。


とにかく今日はやってみてよかったと思ったので、
「思索の時間を毎日決まった時間(とりあえず朝一)
 にもつことを習慣にする」
にチャレンジしてみようと思う。


もちろん、
自分の仕事時間の1部としてもつので、
仕事に対しては、使った時間分の
成果は出していくつもり。
(今日は、そのほうがよい、という実感をもった)



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070820
<目に入ったニュース>
エース上野が21回の力投で夢つなぐ=ソフトボール
2008年8月21日(木)

8月20日、北京五輪ソフトボール日本代表は決勝進出を懸けてオーストラリアと対戦し、4─3で勝利した。写真は準決勝で投球する上野由岐子【Photo:ロイター】 世界最高のピッチャーが日本の夢をつないだ――北京五輪ソフトボール競技は20日、セミファイナル2試合とファイナル1試合が行われ、日本は第2セミファイナル(準決勝)で米国に敗れたものの、ファイナル(3位決定戦)でオーストラリアを下し、翌日のグランドファイナル(決勝)進出を決めた。

 1次リーグを2位で終えた日本はまず、午前中に同1位の米国と対戦。勝てばグランドファイナル進出が決まる一戦だったが、延長タイブレークの9回で1−4と敗れた。午後には、同4位のカナダを下した同3位のオーストラリアと対戦し、延長タイブレークの末に12回サヨナラ勝ち。2大会連続の銀メダル以上を確定させるとともに、悲願の金メダルへ望みをつないだ。タイブレーク突入の2試合、合計21回を、エースの上野由岐子が一人で投げ抜いた。

■勝負に出た米国との準決勝
ページシステム」と呼ばれる、敗者復活戦を含む変則的なトーナメントに方式により、日本は決勝戦へ進むまでに最多で3度、絶対的なライバルである米国と戦う可能性があった(そして現実にそうなった)。

 グループリーグの対戦では上野を温存して敗れたが、この日は先発にエースを起用して勝負に出た。上野は期待に応える働きで、規定の7回を無失点と好投。ところが、不安視されていた打線がブレーキとなった。グループリーグでも対戦した左腕アボットをまったく打ち崩せない。「ピンチの次にチャンス……」がなかった。
 タイブレークに突入した8回表、後攻の日本が無死一三塁の場面を切り抜ける。しかし、直後に無死二塁から始まった8回裏は、あっさりと三者凡退。守備で作り出したリズムをみすみすと手放してしまった。そして米国は、この悪い流れから勝利を譲ってくれるほど甘い相手ではなかった。米国は9回表、無死二塁から単打で1点を獲得して自慢のクリーンアップへつなぐと、3番のメンドーサが四球を選んで出塁。無死一、二塁から4番のブストフが、豪快な一振りでレフトスタンドへ3ランをたたき込んだ。

 9回裏に日本も1点を返したが、そこまで。エースを起用しての接戦に敗れ、この時点で日本が優勝するためには、同日にもう1試合を勝った上、翌日に「3度目の正直」で米国を破らなければならなくなった。外野席で見守った男性ファンは「決勝には行ってくれると思うけど、ピッチャーをこの後どうするのか」と気をもんでいた。

■涙を抑えきれない感動の死闘
 そして迎えたオーストラリアとのファイナル、マウンドには再び上野が立っていた。延長9回を投げ抜いた試合から、わずか5時間ほどしか経っていない。「上野ならこの厳しい1日を乗り越えてくれる」という期待が強く伝わる連投だった。

 さすがに疲労感はぬぐえず、米国戦に比べると安打を許すシーンが少なくなかったが、それでも要所を締めた。1回表に1点を失うも、4回裏に広瀬芽が2ランを放って逆転。最終7回表を2死走者なしの状況まで進め、決勝進出まで残るはあと一人と迫った。しかし、ここでまさかのソロホームランを浴び、米国戦に続き再びタイブレークへ突入。早く上野を助けたい日本だが、チャンスを生かしきれない。10回裏には、開始時の二塁走者である峰幸代が捕手からの送球で刺されるというミスを犯し、嫌な流れとなる。それでも延長11回に1点を先行されるも追いつくという執念を見せると、最後は延長12回裏、1死満塁から西山麗がサヨナラ打を放った。

 この試合だけで約3時間半。大激戦を制した日本の応援団は、沸き上がる中で目に涙を浮かべる者が少なくなかった。内野席は日の丸に埋め尽くされていたが、多くの観客がセミファイナルで上野が力投していたことを知っていた。死闘を見守った女性観客は「感動した」と誰に言うでもなく、つぶやいて目頭を押さえた。
 内野席で応援の音頭を取っていた畠山秀明さん(ルネサス高崎応援団・主将)も「まだ(明日が最大の勝負なんだから)泣いちゃいけないんだけど」と言いながら、目を潤ませていた。2試合で合計21回を投げ抜いたエースには、「世界最速」だけでなく、「世界最高」の形容詞がふさわしい。
「上野の首に、いや右腕に金メダルを」――すべてを出し尽くして苦戦必至の決勝戦だが、考え得るラストシーンはそれしかない。



・19秒30に騒然=ボルト、向かい風で世界新
 20日に行われた北京五輪陸上男子200メートル決勝で、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19秒30の驚異的な世界新記録をマークした。しかも、後半の直線は向かい風0.9メートル。世界記録にはおよそふさわしくない条件下で、快挙を成し遂げた。
 「トラックがあまりに速くて疲れた」とレース直後に振り返ったように、人類の未体験ゾーンに踏み込んだ体への負担を実感した。会場の国家体育場(愛称・鳥の巣)は、確かに高速トラック。だが、誰にでも平等に速いわけではない。
 プレ大会に出場した女子短距離の丹野麻美ナチュリル)は、表面が硬いのではなく、その奥の部分が硬く反発力を生んでいる感覚があったという。つまり、しっかり接地点を押し込む力があるパワー型選手は、トラックの奥から跳ね返る力を推進力に生かすことができて有利。逆にピッチ型にはさほどプラスには働かないことになる。
 身長196センチのボルトを特徴付けるのは、その大きなストライド。体が大きいだけにパワーはあり、トラックの恩恵は確かにあった。だが、「しっかり押す」という走り方ではない。ストライドを伸ばす中にもピッチを残しているところに特徴がある。本人は「正直に言えば筋力トレーニングは好きではない。でも、今は以前より多くジムに通うようにしている」と明かす。本質的にパワー型でないのが分かる。
 100メートルに続き衝撃な世界新マイケル・ジョンソン(米国)が12年前にマークした19秒32は不朽の世界記録とも言われたが、記録は破られるためにあった。だとすれば、19秒30もボルト以外の誰かに破られるのか。これだけは、想像がつかない。

(リアルでみたが、確かにすげー)




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