写真展

今日は午前中、
知り合いのカメラマンの方の
写真展を観にいってきた。


孫子卓郎さんという方で、
カメラ雑誌に連載をしたりもしているプロの方だ。


題目は
「猫と犬」 町で暮らす家族達
ということで、文字通り猫と犬の写真展だ。
http://abiko.sakura.ne.jp/


面白かった。


学校の教室程度の部屋の壁に
横2m間隔くらいだろうか、
ずらっと30枚くらいの写真が
並べられていた。


そのそれぞれが、構図、色具合
そしてなんていっていいかわからないが
「空気感」みたいなものまで含めて
とても味わい深くみれた。


写真に明るくない自分では、
どうこういえるものではないだろうが、
1枚1枚がそれぞれ音楽ピースで、
部屋全体で1つのコンサートを聴いている
ような感じがした。


孫子さんは部屋の中央に設置した
ベンチ椅子の周りでいらっしゃったので、
一通り見終わった後、
「自分はあそこの端っこの3枚が好きです」
と自分の感想を述べると、
「ああ、その3枚はオールドレンズのものですね。
 そういったものが好きなのですね」
とのこと。


孫子さんは、
「レンズの味」
というのにこだわっているのだ。


ふーん・・・


と思い、そういう目で再度みてみる。


自分が「空気感」と書いたのが、
そういう感じからの感想だったようだ。



それではということで、
今度は、写真をいろいろな観点から再度
見直してみる。
「構図は?」「色使いは?」「目線の位置は?」
「とったタイミングは?」「廻りをぼかしてる?シャープにしてる?」
等々・・・


とても面白い。


そんなことでひとしきり楽しんだ後、
家内と子供に感想を聞いてみた。


「猫も犬もすっごくかわいい!!」
「あの猫が笑っているけど、がけから落ちそうなのがいい」
捨て猫、死ななくてよかったね」


まごうことなき、
「猫好き」
の方の感想なのだった・・・。


それを楽しむのが一番か・・・。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060203