アンプを使って

いつもは夜寝る前にギターを
楽しんでいるので、サイレントギターで
ヘッドホンなのだが、週末の休日は
昼にギターが弾ける。
昼だから、少しくらい音出してもいいな
と思い、久しぶりにアンプを使ってみることにした。
YAMAHAのVA-10という、小さなアンプだ。
もともとは、もう、10年近く前、
ピックアップ付のスチール弦ギター用に
購入していたもので、サイレントギターでは、
使ったことはない。
で、つないでみる。


しょぼい・・・・


「そうだったな・・・いつものことだ」
と思い出す。
アンプは、なにも考えずにつなげた
だけでは、まったくつまらない音になってしまう。
ここから、
・ギター側の音質設定
・ギター側のリバーブ選択
・アンプ側のハイ、ミドル、ロー設定
・アンプ側のリバーブ設定
・アンプ側のコーラス設定
以上を調整していく。
使える音になるだろうか・・・・


ここで注意せねばならないのは、
「この場でいい音を作り出そう」
などという気持ちを持たないことだ。
ほぼ100%、
なにがいい音かわからなくなる。


「いつもヘッドホンで聴いている音、
 その音に近づける」
ことだけを目的とする。
これができれば、後はそこから、ちょっとした
味付けをするかしないかをきめればいい。
「もし、それができないようであれば、
 そのアンプを使うのはあきらめよう」
とも思ったが、いろいろやっていると、
それなりの音になった。


ということで、昼間にそのアンプをつないだ状態で、
2時間くらい弾いてしまった。
弾いているうちに、夢中になると、
アンプで音を出しているのだが、
ヘッドホンで聴いているような気分
になった。


やろうと思えば、路上でできちゃうな
なんてことも頭に浮かんだりして
(多分やらない)
楽しかった。


弾き終わって思ったこと。
・やはりヘッドホンよりは、空気を
 伝わる普通の大きさの音の方がいい。
そして、
・本当は、生ギターのいいのがほしい。