ソロギターのジャズ 

ソロギターで「その場で好きなように」ジャズを弾く事は難しい。なにせソロとバッキングを一度にやることだけでも難しいのだから。
でも、ジャズスタイルでなくとも、「口笛吹くように自由な感じ」で弾きたいという気持ちがある。ということで、ジャズとまで行かないが、ある曲を練習するとき、1フレーズにつき、2、3とおりの弾き方、コードやリズムを変えたアレンジを習得し、演奏する瞬間に、好きなアレンジを選択しながら弾く事にチャレンジしたりしている。
ジャズっぽいアレンジ、すなわち、テンションコードや4ビートなんかにはこだわらず、単純なアレンジでも全く良しとして、でも3通りくらいフレーズの引き出しを持っていて、その場で好きなものを選択して弾いていく。いまのところこれが自分なりの「なんちゃってジャズ」だ。結果的に最も好きなアレンジ1通りになってしまうのではないか? という気もするが、選択肢を持って、それを瞬間瞬間選択していくことで、演奏事態に緊張感がでるのではないかと思うのだ。