貧乏性ではなくて

「直して長く使う」
「裏紙を使う」
この2つが好き。
単に好きのではなく、ムショウに好き。


「直してまで使う」、ということは
そういうものは、いつも使っているものだ。
いつも使っていられるということは、
使っていて気持ちがいいということ。
そういうものは、どこか壊れたときに、
直せるのならなおしてやると、なぜか
愛着がすごく増す。
直すことで、世界でただ1つになることで
味みたいなものが追加されるようなことを感じる。


「裏紙を使う」
のは、当たり前だが、
「捨てられてしまうものを、有効利用しよう」、
というものだ。
しかし、自分としては、
「節約しているのが実感できる」
ということから裏紙が好きというのは、ちょっと違う。
きれいな両面白い紙を前にすると、
「意味のある使い方をしてあげたい」
と紙に対して思ってしまい、それが
書くことにほんのちょっとだが、躊躇の念を覚える。
裏紙は、この躊躇がまったくない。
自分は、落書き、すなわち、
「まったく意味のないことを書くことが好き」
なのだが、これは、ある意味、インクと紙の
無駄遣いだ。
この「落書きを心置きなくしたい」
というニーズに、裏紙はぴったりなのだ。


以上、「貧乏性」な性分なのだが、
自分では、
「貧乏性とは、ちょっと違う」
と思っている。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20121225

<目に入ったニュース>

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