ウィルスには勝てた

明日が目標としていた社内駅伝だ。
水曜日に家内が「ノロウィルス」と診断され、こりゃうつる、万事休す、
と思ったのだが、なんとかここまで発熱も下痢もしないで過ごすことができた。
もうあと一晩。大丈夫だろう。


うまくいった理由は、
「あきらめずに、やれるだけの努力はしよう」
と考え2つの手を打ったのだが、それがよかったのだろうと思う。
1つは、夜寝る前に、葛根湯を飲んでねるようにした。
ウィルスは、対応が低くなると増殖しやすいとのこと。
であれば、風邪のひき始めに体温をあげる葛根湯だ!と考えたもの。
寝汗を多少かいて、夜着替えたりしたが、暖かく過ごせた。


もうひとつは、「濡れマスク」なる寝るとき用のマスクを着用したもの。
自分の風邪は、朝起きたとき、のどがカラカラで痛みを感じるところからスタートする事が多い。
おそらく、乾燥して、ウィルスがくっつきやすくなるのだろう。
(もしくは、乾燥して、喉のウィルス撃退機能が弱まるのだろう)
この状態を、家内の看病で、ウィルス満載であろう自宅でなってしまえば、
ほぼ100%アウトだ。
これだけは防がねば!と思い、マスクかけて寝るか・・・と薬局へいったら、
まさしくそれようの商品がうっていたというもの。
効果抜群だった。


葛根湯は薬だから、駅伝終わったら、やめるが、マスクの方はしばらく続けようかと思う。
インフルエンザの流行が終了するくらいまで。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110121


<目に入ったニュース>

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昨日、動的平衡2を楽しんだ話をつづったが、
そのなかで、もうひとつ、心から離れないことがあったので、
それもつづっておく。

生命の進化の途中で重要なのは、実は「負ける」ということである。
一度負けることによって、初めて新しい変化が選択される。
(66ページ)


自分は会社の仕事で、このことに本当に共感する。
会社の組織や仕事というのは、今活動して出力を出しているものだから、
ちょっとやそっとでは変わらない。
このままでは、危ない、と理解しても、変わることができない。
しかし、すっと変われるタイミングがある。
「負けた」と実感したときだ。
逆に言うと、
「常に変化していくのが重要」
なんていわれるが、これは、
「常に負け続けることが重要」
と言い換えても間違いでないと思える。


そして、更に重要なのが、
「完全に死亡になるような負け方ではなくて、
  小さいが、確実にやばさが実感できる負け方が大事」

「そういう勝ち負けが得られる勝負範囲を自ら作れるかがポイント」
⇒すなわち真剣かつ、逃げ道も用意した勝負とすること
といったことが、頭に浮かんだ。


勝ち続ける人生が一番、であるのは、それはそうだろう。
しかし、それができるのは、よっぽど才能がある方のみ。
「負け上手になる」ということの方が、
生き延びる(進化する)ためには、必要、
と思って頑張っていこう。


弱者の言い訳みたいにみえるが、気も楽だし。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110120


<目に入ったニュース>

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