会議

会社の仕事上、好きでないのが会議。


おえらいさんへの御前会議みたいなのとか、
反発をなくすための
下回し会議とか、
どうしようもなく苦手だ。
また、
そうではなくても、会議の
取り纏め者が下手だったりすると、
これも最低の時間となる。

それでも、
「みんなで決めることが大事」
ということもあるし・・・
と思って我慢してみると、
変に民主主義かぶれになって
ぜんぜんつまらない結論しか
でてこないのが、みえみえの会議なんかも
あるし・・・・。


ということで、
自分としては、なんとか会議を開きたくないし、
また、開いても短くしたい、
というのが本音だった。


と同時に、
でも、そうはいっても、
会議は多いし、なんとか前向きに
できないだろうか、
とずっと思っていた。


そうしたところ、このごろ、
会議の最中、
ふと、「聞き方を変える」というか
「構えを変える」というか、
「発想を変える」というか・・・
そういうことが、自分のなかで
起こって、その結果、すごく
楽に会議にでれるようになった
気がしている。


なにが変わったか?


会議というは、
もちろん、会議の議題を話あうものであり、
意見を言い合って、結論を検討しあうものだが、
このところ、その聞き方を
その「意見」、「結論」
を聞くのではなく、
その「意見の言い方」、
「結論に至る話し方」
を興味をもって聞き始めたら、
面白くなったのだ。


まず、結論を先に言う方、
結論の手前まで説明し、間にストーリーをいれて、
最後に意見を言う方、
話しながら、意見を考えている方、
いろいろある。
そして、それが、その人の考え方の
パターンなのだということに
気がついた。


つまり、その方の
「考え方の理路」
「考え方の方式・やり方」
みたいなものが、会議での発言では、
とても色濃くみえるもんだな、
ということに耳をそばだてるようになった。


そうすると、
逆に自分が発言するとき、
「発言する意見そのもの」
はもちろん大事なのだが、
加えて、
「考え方、表現の仕方」
も、あえてそれ自体も大事にして
発言しようという気持ちになった。



その結果、大変前向きに
会議に望めるようになっている。


それは、会議が、
「出来る方のロジックの立て方を学べる最高の場所」
であり、
「出来ない方の下手なロジックはなぜ下手なのかを学べる最高の場所」
にみえてきたということ。


せっかく貴重な時間を使ってやる会議。
いい会議をしたいもの。
以上の、前向きに取り組める気持ちが
もてたことを大事にしていこうと思う。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090218
<目に入ったニュース>

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