背景の差異

今日は明日の出張の準備として
午前中会社に出た。


15日に行ったばかりなのだが、
再度、同じところ、同じお客様に
会いに行く。


その15日の出張、打合せが
かみ合わなかったのだ。


先方は、「話のわかる方」だ。
自分として、技術屋として尊敬できる。
そして、先方もこちらを
「きちんと話せる方」
とみてくれている。


それなのに・・・うまく話がかみ合わない。


ようするに、
「背景が違う」
というやつだ。


そうなると、お互い、
「そういうつもりで言ったのではないのですが・・・」
ということになる。


また、
「立場上からの意見」

「本音の意見」

先方も、こちらも、複雑に絡み合って
いることもあると思う。


そういう状況だったので、
出張から帰った後、
「出張報告」を一生懸命書いたが、
上司からは、
「わからん・・・・」
といわれてしまった。


それゆえの再出張。


今度こそ、いい打合せにしたい。


救いは、
「わからん・・・」
といった上司が、
「それじゃ、いっしょにいくか」
といってくれて、2人での出張になったこと。


まあ、
「お前じゃ、またダメかも・・・」
と思われたのだともいえるので、
そうなると、「救い」なんて、とてもいえたもんじゃないが・・・


でも、
自分がどうこうより、先方との話が
ちょっとでもいい方向にいけば、
それが一番。


それと、
『「背景の差異」
 を持った方とわかりあうには
  どのように話あうのがよいか』


というように思えば、これは自分にとって
一番の勉強だ。


ベストを尽くそう。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080923
<目に入ったニュース>

巨人:原監督8度舞った! V9以来の3連覇!
 【巨人5−3中日】舞った、泣いた。優勝マジック1としていた巨人は23日、2位・中日に勝ち、今季初の7連勝で3年連続33度目のリーグ制覇を決めた。セの3連覇は王、長嶋らを擁した1965年から73年までのV9以来。今季のチーム指針「維新」を結実させた原辰徳監督(51)は8度宙に舞い、お立ち台では恩師である故・藤田元司元監督を思い目を潤ませた。巨人は10月21日から始まるクライマックスシリーズ(CS)第2ステージで、第1ステージの勝者と日本シリーズ出場権を懸けて戦う。

 心から思う。ナインは強くなった。響き渡る“タツノリ”コール。原監督は選手の手に身を委ねた。1回、2回…。昨年と同様、現役時代の背番号と同じ8回の胴上げだ。感無量の笑顔で臨んだ優勝インタビュー。ちょうど28年前、自らがルーキーイヤーの81年9月23日に恩師・藤田元監督もリーグ優勝を飾った事実を告げられると、急に目が潤んだ。

 「今年はWBCがあり、非常に不安な中でシーズンが始まったが、選手たちは強くなった。先輩たちが残してくれた凄い数字(V9)に一歩近づけたと感じている。藤田監督も喜んでいてくれていると思う。先輩たちの教えがあって、われわれも(歴史を)築いている。エネルギーに変えて今後につなげていきたい」

 世界一に輝いたWBCから続いた激務。開幕当初は原因不明の体調不良にも陥った。原監督の背中を押し続けたのは06年2月に他界した恩師の言葉だ。80年のドラフト会議でクジを引き当ててもらって始まった師弟関係。01年9月に初めて監督に就任した際には藤田氏から「コーチの上はヘッドコーチ。ヘッドコーチの上は監督。監督の上は“首”しかない。必死に頑張れ!」と激励された。いつの日か天国で美酒を酌み交わすため、最近、藤田氏が眠る都内の寺院に原家の墓を購入。お立ち台では厳しくも優しかった恩師の顔が脳裏に浮かび、涙腺を緩めた。

 WBCではイチロー、松坂らの技術だけでなく、強いチーム愛、逆境に立ち向かう精神にも感銘を受けた。芽生えた信念は「誰と成功しようかでなく誰と失敗しても後悔しないかを考えよう」。世界一の歓喜から一転、完敗した開幕広島戦では内容のない凡打を重ねた坂本に終盤で交代を命じた。目玉としていた亀井、鈴木の1、2番コンビもわずか4試合で解消。選手の表情にも厳しく目を光らせ、2軍落ちした選手の練習態度も報告させた。また、今季から試合中にメモを取り、迷った際に見返して決断の材料とした。すべて侍ジャパンとチームの“ギャップ”を埋めるためだった。

 非情なタクトを振ると同時に大胆采配も目立った。「何かを変えなければ前進はない」。大型補強もなく迎えた今季のテーマに「維新」を掲げた原監督は5月から1番に坂本、7月には外野手兼一塁手として亀井を5番で起用。さらに宿敵の中日が1・5差まで迫ってきていた8月4日の広島戦では、昨季まで出場1試合の3年目、田中を先発起用した。

 「育てる」と「勝つ」。相反する2つのテーマを同時進行させた背景には、開幕前「今季からのリーグ5連覇」を掲げたことがある。V9時代に負けない黄金時代の構築。20歳の坂本には個別の打撃指導だけでなく「社会人としても立派になってほしい」という願いを込め、自ら漢字の問題集を作成し監督室で抜き打ちテストを実施した。また、春先に東京ドームで2軍戦をテレビ観戦した際、新人でありながらピンク色の派手なリストバンドを着けていた大田を見て、すぐさま2軍スタッフに「外させろ!」と電話で通達。藤田、王、長嶋ら名将でも達成できなかったV3は親心で訴えかけた“人間教育”のたまものでもあった。

 WBCに続いてシーズンでも頂点を極めた原監督は胸を張る。「選手は向上心と技術を持ち、刺激し合いながら前に進んでいると強く感じる。それがジャイアンツの伝統だと思っています」。戦い方は変わらない。次はCSを勝ち抜き、7年ぶりの日本一を奪回する。

(お金で、いい選手ドンドンとってきて・・・
 というところは、好きになれないところだが、
 今年については、それだけでなく、「育てた選手の活躍」
 が目立っていたし、そここそが優勝の原動力だった。 

 これは、本当にチームとしてすばらしいこと。
  強い。
  
 おめでとうございます。脱帽です。)


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