聞こえると聞こえないの間

長崎への出張の飛行機の中、着陸10分前、
というところで、読んでいた本が読み終わった。
ちょっと疲れた目をつぶる。


なにか音楽が聞こえる。かすかに・・・


エンジン音が邪魔をしてほんのちょっとしか
聞こえてこない。


そのとき、いきなり無性にギターが
弾きたくなった。


「聞こえるか聞こえないか」
の音量ゆえ、
聞こえない部分を自分の感性が
埋めるかのように、
自分の頭のなかでメロディーが
聞こえ始めたのだ。


思い出した・・・といっていいのだろうか・・・


たしか、自分が作曲するときも、
こんな感じで、自分のなかから、
音楽が聞こえてきて、
それをなんとか捕まえようと
している。


同じだ。


ひょっとして、
「聞こえるか聞こえないかの音楽」
は作曲するのに、とても面白いやり方
なのかもしれない。


もちろん、知っている曲では、
だめだから、
今度ラジオを聞こえるか聞こえないかの音、
もしくは、そういうふうになってしまう騒音のなか
で、聞いて、
同じような感覚がこないか、
試してみよう。




<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070304

<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427

<目に入ったニュース>
出張中なのでパス。

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