今日は福島県に出張。
仕事の方はまずまず、うまくいった。
いつものように電車で3時間・・・
本を読みながら行くのだが、
今日は特にこれといった本がなく、
また、ちょっと休もうと思って
いたため、特に読書はしなかった。
でも、雑誌みたいなものを買った。
「AIRTIST JAPAN」という雑誌で、
葛飾北斎特集。
創刊号ということで290円。安い。
(ということでつい買ってしまったという
こともある)
面白かった。
お買い得感ばりばりだ。
それにしても・・・
葛飾北斎、つくづくすごい人だ。
あの自分が大好きな
『富嶽百景』の完成はなんと74歳のときだという。
そして、その あとがき として--
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「私は6歳の頃から、ものの姿を絵に写してきた。
50歳の頃からは随分たくさんの絵や本を出したが、
よく考えてみると、
70歳までに描いたものには、ろくな絵はない。
73歳になってどうやら、鳥やけだものや、
虫や魚の本当の形とか、草木の生きている姿とかが分かってきた。
だから80歳になるとずっと進歩し、
90歳になったらいっそう奥まで見極めることができ、
100歳になれば思い通りに描けるだろうし、
110歳になったらどんなものも
生きているように描けるようになろう。
どうぞ長生きされて、この私の言葉が嘘でないことを
確かめて頂きたいものである」。
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実際は、88歳でなくなっているとの事。
自分もこれほどではなくても、
歳をとるほど、どんどんギターも
文章もなんでもうまくなっていくのだ!!
なんて言い切って、頑張ることくらいは、
真似したいと思う。