ジャジーなアレンジ

昨日購入した小沼ようすけ氏の
教則本を弾いてみる。
軒並み難しくて弾けない。
なんとかなるのは、
ハッピーバースディトゥーユー、
大きな古度計、
それくらい・・・


しかし、それで楽しくないかというと、
そんなことはなくて、
上記の2曲だけでも、楽しめる。
どちらの曲も、通常のコードで弾けば
とても単純で、いってみれば、
「あっという間に飽きてしまう」
だろう曲だ。
しかし、
いろいろジャジーなアレンジが
施してあり、その響きが美しい。
これを楽しむだけで、それなりに
楽しい。


小沼氏をすごいなあと思うのは、
こういったアレンジにおける音が
頭の中できちんと鳴っていて、
瞬時に選択して楽しむことができて
いるところ。
アレンジされて完成されたのを
弾いているのではなく、
その場で選択しているのがわかり、
かつ、その幅がすごく広い。
それは、
本の中の解説で、よく現れている。
「このコードを使うと、○○な感じだ・・・」
という紹介がいろいろでてくるのだ。


弾く時間が限られた自分としては、
このようなレベルにはとても
近づけないだろうが、
響きを楽しんで、いい気分になれれば
それで十分ハッピーだ。
弾ける範囲で楽しんでいこう。