技術的なターゲット:曲の暗譜

16日のフリコンでは、トミーエマニュエルの曲をコピーして演奏した。毎回いろんな曲をアレンジしているので、このところ、TAB譜のアンチョコ譜面を作って演奏していたが、今回のコピーは、完全暗譜をした。実は、先月のフリコンで弾こうと思っていたのだが、ほかの曲を弾いて時間がなくなり、更に1ヶ月練習期間ができたということもある。
で、時間があるならと暗譜にチャレンジしてみた。結構大変だったけど、暗譜した曲のコード、指使いは、譜面みてやるよりずっと自分の力になると感じた。
ひとしきり弾いて、疲れた〜と、ソファーにそっくり返って弾くとき、当然覚えているものしか弾けない。そのとき指ぐせ的に弾くのは、当然暗譜しているフレーズだ。要するに自分の言葉になっているものがでてくる。この状況では、頭の中では、譜面おっているより、ずっといろいろかのことを考えられることに気づいた。
そのいろいろ考えられる余裕は、コード進行とか、音の出すタイミング、スライドといった表現とか、に向けることができる。
そんなことを思ったので、譜面見ながらの自分の演奏を顧みると、自分の演奏は、朗読に近かったと思った。もちろん、感情のこもった朗読はすばらしいが、役者がせりふをいうように暗記していうと、また表現がちがってくるだろうな、ということに気づいたというところだろう。
また、暗譜に際しては、曲のコード展開のセオリーとかを自然と考える。これもGOODと思う。
ということで、これが次の技術的なターゲットだ。次は譜面なしでやろう。(ずぼらな自分で本当にできるか????・・・。)
あと、まったく逆のことなのだが、自分は自分のオリジナル曲は、音符もTAB譜も書いた試しがない。面倒なのだ。これも譜面におこすと、いろいろ気がつくんだろうな〜、と思う。しかし、こっちは更に面倒なので、今のところやるつもりなし。