足裏の疲れを考えて走る2

昨日の続き。
自分は、長距離を走ると、足裏が疲労してしまうのが弱点ではないか
という懸念に対する対策の話。


足裏の不快感は、
「靴底が柔らかく感じてしまうような感覚(不快感、痛み)」
だった。
これを再現するような走りをして、
再現しなければよい。
この不快感は、なるべく長い距離を、あんまり飛ばさず
じっくり走ったときに感じる。
(飛ばすと、アドレナリンでごまかせる)


そこで、昨日7km走ったのだから、
まあ、今日は15kmほどを
あえてゆっくり走ろうと決めた。
さらに、ランニングシューズのインスティンクトは、
固め柔らかめと2種類の中敷きが付属しているのだが、
あえて、普段使っていない、柔らかめの方を使って
走ることとした。


以上にて、ランニングスタート。
みなとみらいに向かって走り始めた。


走りながら考える。
「足裏に負担が小さい走り方とは?」


足裏の感覚に注意して走っていると、
6kmくらいで、右足の拇指球あたりが、
じんわりと痛みを持ち始めた。
おそらく、15kmか20kmであれば、
走りきれるであろう。
しかし、これが42.195kmだと、
いけない気がする・・・
そう思って、この不快感を、
どうしたら小さくできるのか、
いろいろ、試し始めた。


違和感があるのは拇指球なのだから、、
当然ながら、拇指球に体重を載せないように走るのがよい。
しかし、そんなことができるのか?
そもそも体重を乗せるような
場所として、拇指球はあるのではないか・・・


葛藤しながら走る。


いろいろチャレンジしていると、
それなりに走れるようになってきた。


拇指球に体重がのってしまうのは、
拇指球のところで、靴底を曲げて離陸するからだ。
要するに、離陸のタイミングで、最後は、
拇指球のところでシューズごとまがって、
拇指球に体重が乗る。


じゃあ、足裏がまっすぐのまま、足裏全体が
一度に離陸するように、できないだろうか。、
「垂直離陸」だ。


難しいかな、と思ったが、足を後ろまで
いき切らないうちに、
引っ張りあげてやると、うまくいった。
「足を早めに引き上げる感覚」。


足裏は、地面をまっすぐ下に、押すというか、
押しとめるような感覚。
全く蹴らない。
蹴る方向になる前に、離陸させてしまう。


そうすると、ずいぶん足裏の負担は軽くなるように感じた。


結局、15kmをするっと走ってしまった。
柔らかい中敷きで走ったのに、違和感(痛み)は
でなかった。
これは・・・当たりなのではないか!


但し、一つ気になることがある。


これで、スピードは普通に出せるのだろうか?
もちろん、スピードを出す局面では足裏まで
使えばいいのだが、そうせず、ある程度のスピード、
数字でいうと、キロ5分くらいまで出せればいうことなしだ。


明日の昼休みのランニングは、これで
スピードをみながら走ってみよう。


明日へ続く。




<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20111028
<目に入ったニュース>

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