バイオパークで考えたこと

7日だが、子供と家内とバイオパークにいってきた。
自分も動物好きだし、大変楽しい。


自分はカピバラがお気に入り。
カピバラというのは、「でっかいネズミ」
犬か狸か、っていうくらいに大きく、
かつ、ネズミの体の各部のバランスで大きく
なっているので、顔がでかい。


眠そうな顔で、見学者にすり寄ってくる。
(餌をねだる)


「大きいことはいいことだ」
といっているように見える。
「だって猫に食われない」と。


うん、たしかにそうだ。


だからだろう、この天敵のいない
バイオパークでくらすゆえ、
おまえたちは、それほど、ラブリーになっているのだな、
と心のなかで話しかける。


でも・・・・


「もう、野生ではおまえら、くっていけないだろ」
「それでもいいのか?」
とも、きいてみる。


「いいじゃないか」
「みんなに楽しんでもらえているので、
  それこそ、生きる価値でしょ」


カピバラに喜ぶ、人間の子供たちを
あわせてみていてそう言われているように思った。


そうだよなああああ


日本、いや、世界のみんなが、
「みんなに愛されるような国になることで
   生き延びていこう」
ってな考え方になれば、
平和になるだろうな。


でもそれには、
カピバラ級にラブリーになる必要があるから、
それはそれで大変だ。
でも、強くなったり、金持ちになったり
しようとするのと、大差ない苦労だと
思うので、そっちがいいなあ、
と思う。


バイオパークみたいな地球。


楽しそうだな。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20100506
<目に入ったニュース>

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