人間のふり幅

人間のふり幅、
と書いても、なんのことだか、
意味不明だろう。


19日のことなのだが、
大阪に出張だった。
出張準備が大変で、自分のいつもの
仕事は、メールやらなんやらで山積み
の状況。
従い、出張の仕事である会議が
17:00くらいで終了したら、
食事の後は、それらを
しなくては・・・と思ったのだが、
できなかった。


大阪には家内の実家があるのだが、
夏休みで自分の子供を(子供だけを)
帰省させていて、そのこともあり、
大阪出張なら、その帰省している
子供もいっしょに、夕食でも・・・
と家内のご両親から、お誘いが
あったのだ。


子供がお世話になっていることもあり、
当然ながら、
「いや・・忙しくて・・」
などと断ることはできない。


大変ありがたいことだし。


でも、夕食を一緒に食べ、
お礼をいって終了したのは、
まだ20:00ごろだった。


ホテルに戻ったのが、
20:30くらいだから、
やろうと思えば、仕事はできる時間だ。


しかし・・・できなかった。


「いつもの仕事の自分」

「家内のご両親の前の自分」

その「別人具合」
があまりに離れすぎていて、
ホテルに戻っても
「仕事の自分」
に戻れなかったのだ。
(無理にやると、自分ではない、
  ジャッジをしてしまうだろう)


人間(自分の人格)のふり幅(変化の度合い)
が大きすぎて、おいそれと
頭の切り替えができなかった、
という状況。


自分の中にたくさんの人格があるなあ、
と思っている自分としては、
時々こういう状況があるのだ。


こういうときは・・どうするか・・・


「寝る!」
ということにして、リセットするんだろうな。


おやすみなさい。


@大阪



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20090818
<目に入ったニュース>

><