2-3  忙しさとギター

前の節では、仕事とギター、生活とギターについて綴った。
本節は、その続きとして、「忙しい時のギター」を考えてみた。
ちなみに「忙しい」という言葉は、自分が口に出さないように努めている言葉だ。忙しいという字は、「心を亡くす」と書く。人と接するときに口にすることは、失礼な気がする。まあ、そこまでは言わずとも、そういう気持ちを感じるくらいの気持ちで、人とは心を入れて接したい思うのだ。
しかし言葉として、
「(ギター以外に)仕事がたくさんある」
「(ギターではないが)みんなに頼りにされている」
という状況をうまく言い表せる言葉が思いつかない。で、便利な言葉として、「忙しさ」を使った。
忙しいときのギター。忙しさとギター。けっこういろんなことが頭に浮かぶ。