片付けの魔法、という考え方を読んで

ランニング雑誌のクリールで
「ランナーによるこの夏の読書のための推薦本」
が特集されていたが、
(大変面白い企画。)
そのなかの一番最初に、瀬古さんが
「人生がときめく片付けの魔法」近藤麻理恵
を挙げていたので、キンドルで購入して読んでみた。
(電子本だと割引が大きかった)


この本でいっていることはシンプルに言うと以下。、


「自分が本当に気に入っているもの
 を厳選して(他は捨てて)
  そのなかで暮らそう」


で、要諦は
「本当に気に入っているものを
  選定する能力というのはなにか、
    どうやって手に入れるか。
      それは片付けだ」
ということだな。(と自分は読んだ。)


考え方は納得。


ロジカルに「正しい、正しくない」、
ではなくて、
「ときめくかどうか」
すなわち、感性(フィーリング)が
優先される、ということ。
たしかにそうでないと長続きしない。
自分に正直でないことを続けるのはつらいものだ。


そしてそれはものを捨てる作業の
中で、自分なりに鍛えていけるし、
鍛えていこう、というもの。


で、この本は片付けだが、
自分はそうじに限ったことではなくて、
なんでも同じだろうな、と思う。


人は、「正しい瞬間」もほしいかもしれないが、それ以上に、
「楽しい瞬間、楽しい時間、ときめく時間」
がほしいのだ。


もちろん仕事もそうだとは思うが、
ただ、仕事の場合は、これは好きじゃないから、
とえり好みするわけにはいかない。
自分のところに来た仕事が自分の仕事だ。


なので、
「来た仕事を自分の仕事にしてから仕事をする」
ということが肝要ということだな。


ものも、手に入れたものを大事にするし
大事にできるものだけ購入していく。


普通に考えていたことなので、
本をよみながら、ふむふむそのとおり
だよな、と思いながら読んだ。


と、そんなに共感を持った本なのだが・・・


自分の部屋はきれいじゃないな・・・


<過去の今日>
「愉しい瞬間を大切に」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140805
「帰路へ」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130805

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