2か国語を使うこと

自分は、あまりに子供のころから
英語教育することには賛成していない。
悪いこととは思わないが、
「日本語(母国語)をしっかり使いこなせる」
ということは、英語ができるより、
100倍重要だ、と思っているからだ。


日本語も好きだし。


でも、現在英語を使う職場で、
過ごしていると、2か国語を使える、
ということは、それなりに意味のあること
なのだな、と思う。


ここでいう、「意味のあること」
というのは、単純に、英語でコミュニケーションがとれる、
という技術のことではなく、
「心持ち」とか「姿勢」とかの面でのことだ。


まず、日本人で、英語でコミュニケーションを
とろう、とするのは、それなりに大変だ。
それにチャレンジしている、ということで、
相応に、「チャレンジングない人」だ。


で、英語を使おうとしてみると
わかるのだが、コミュニケーションは、
「単語、文法を知っている」
ということだけでは、立ちいかないということがわかる。
つまり、
「文脈を理解しようとする」
「表情とか、熱意とかを読み取ろうとする」
といったコミュニケーションの努力が
ないと、うまくいかない。


英語が重要となる前は、
中国語ができる人が知識人とされる
時代があった。


外国語ができるなんて何ぼのもんだ、
という気持ちがあったが、
使ってみると(勉強してみるとではなく使ってみると)
2か国語ができるという人は、
「コミュニケーションを大事にしようとしている」
という姿勢ですごしているのだ、
と納得した。


難しくて苦しいのだが・・・ぼちぼち頑張ろう。


<過去の今日>
「マスクの使い方」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140123
「アウトドアギターって楽しいだろうか」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130123


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