トレラン下りでの腕振り

このところ土曜日か日曜日の午前中は
かなりの頻度でいっしんどう広場から
瑞泉寺を廻ってくるトレランを楽しむように
なっている。
今回も大変気持ちよかった。


今回は、ストックを持たずに走った。
いつもは、急な登りは体力温存のため、
急な下りは転ぶ危険防止のためストックを使うのだが、
下りを上手になりたい、と思う気持ちが
まさって、今日はストック無で走った。


ロードを走るとき、およびトレイルでも
登り、ならびに平坦なところを走るときは、
腕を振ることで、腰が入った走りになって
推進力が得られることを実感している。
これは、ストックを持つ、持たないの違いでも
感じることができる。
ゆえに腕振りは大事だと理解しているが、
今日は走っていて、下りについては、そうでもなさそうだ、
と思った。


腕を振ることで、リズムが生まれて
楽にはしれるのだが、トレイルの下りについては、
腕振りでリズムをとってしまうと、
脚を運ぶタイミングが崩しにくい。
下りでは、「路面がリズムの主役」
で、その路面が要求するリズムで
脚運びをしていかないと、うまく走れない。
で、そのリズムは、規則正しいスリズムとは
とても言えない。
つまり、大きな腕振りがとれるような
リズムでは、走りにくい。
トレイルの路面はまったくもってランダム。
従い、腕、そして上半身はできるだけリラックスさせ、
脚運びに合わせていく、という感じでないと走れない。


まあ、自分は中年で脚力も、それほど
強いわけではないので、
ほんとうはガンガン腕ふって進める方も
いるのかもしれないが・・・


以上、あれこれ考えながら走るのは、
余計なことをすべて忘れられて
楽しい。
また走ろう。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20121201

<目に入ったニュース>

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