もらいあくびといじめ

あくびをすると、よく、まわりの人が
いっしょにあくびをするときがある。
不思議だ。


偶然というには、結構な頻度、
かつ、タイミングがあまりに
ジャストすぎるような気がする。


人間というのは、勝手に
見えているものの、まねをしてしまう、
ミラーニューロン
なるものがあるというが、
ひょっとすると、それのせいかもな、


なんてことを思う。


もしそれがほんとだとすると、
自分は無意識のところで、
自分の廻りにいる人から、影響を受けている
ことになる。


・・・・そうかもしれないな・・・



では・・・・とちょっと
思ったのが、子供のとき、
理由はまったくわからずに、
「違和感を感じる子」
とか、
「みょーに親近感を感じる子」
がいたが、これもミラーニューロン
せいだったのかも・・・
ということ。


そうだとすると、
子供は、敏感に
「そばにいて影響されるのが心地よい人」
を感じ取ることができる、
ということになる。


生物学で考えれば、自分にもっとも
よい影響を及ぼす人の近くが、
もっともよいわけだから、
それも道理だろう。


そして、逆も真、ということで、
「自分より、未熟で、その未熟さを
 写されてしまいそうな子」
は、生理的に近づきたくなくなる・・・
ということもあるのではなかろうか。


それが、「いじめ」の正体なのかも。



以上あくびをしながら、眠い頭でぼんやり考えた。


仕事で忙しい自分は、
きっとそんな感性なんて、今ぜんぜん感じられて
いないだろうなあ。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080930
<目に入ったニュース>



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