文章の相性

このところ、ちょっと読書量が減った。


忙しいから・・・というのも、
もちろんあるのだが、
それだけではない。


その理由は、
「リズムがあう」
というか、「入り込める」というか・・・
読んでいて、「相性がいい」
「すっと読める」「波長が合う」
という文章にこのところ
めぐり合えていないということがある。


そういう本だと、時間はあんまり関係ない。


いつ読んでも、すっと読めるし、
また、いつでもすっと離れることもできる。


ようするに、頭の構造、思考のパターンが
自分と似ているのだ。


この、「頭の構造」「思考のパターン」
というのは、自分は日本人で、
日本語で考えているのだから、
ある意味、「文章の作り方」
といってもいいだろう。


本当に波長のあった文章だと、
まるで自分が書いたような錯覚に
陥ることもある。


そういったときは、
もう、すらすらすらすら文章が
読める。


で・・・そういった本と
このところめぐり合えていない。


いくつかの作家の本を読めば、
そういう気分になるのは分かっているのだが、
そうではない、知らない人の文章を
読んでみたい、なんて思っているので、
まあ、こういうこともあるのだろうな。


週末は、少し図書館で時間を
つぶしてみようか。






<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080305
<目に入ったニュース>


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