縦書き、句読点、文書の形

今日も昨日に引き続き、パソコンで
書き物をして過ごした。


このブログでの書き方がそうだが、
自分の文章は、
「できるだけ簡単に読めるように」
という方針で書かれている。


具体的にいうと、1行は
「一息で言葉にできるくらい」
に分割される。
左右に長い文書を書くと、視点を動かしたときに
行かえの位置がみづらくなるからだ。
結果として、横書きで10から15文字くらいで
すぐ行かえする文書が、縦にずらずらと
書かれた状況となる。
電子状態の文書であれば、
いくら長くても読みやすければいいのだ、
と思うので、これはこれでいいと思う。
そして、そんな書き方からだろうと
思うが、自分は句読点をたくさん打ってしまう。


今日のパソコンの書き物は、
書いたものを後で縦書きに直す
計画のもの。
縦書きに直すのは、パソコンだと
瞬時だ。
ということで、縦書きに変換してみたのだが、
そうしてみて改めて、1行の長さ、とかが
気になってしまった。


やってみて改めてわかったが、
縦書きだと、1行が相当長くても
視点が迷うことがない。
原稿用紙は20文字だが、それくらいは
なんの問題もなく、自然に読める。
・・・
そうしてみると、不必要に行かえしている
自分の文書はなんともページ的にもったいない。
見た目は、「詩」みたいで読みやすいのだが、
とにかくページをくう。


ということで、まずは、この行かえを
なくしてみた。
見易さはさほど変わらず、ページ数は減った。
やれやれ・・・・
そう思ってまた読み返してみると、
今度は自分の文書というのは、大変
句読点が多いことに気づいた。


そもそも自分は句読点が多い傾向なのだが、
さらに行かえをしない文書に直すとき、
いちいち句読点をうってしまっている。
縦書きだと、横書きよりスピーディーに
読める気がすることも気づいたのだが、
そうしてみると、更にこの句読点が
うっとおしく感じられた。


ということで、今度は句読点を削除の作業・・・


「日本語というのは、縦書きに向いた字である」
ということを痛感した。


しかし、あわせて数字やローマ字が
入り乱れると、横の方が読みやすい。
そう考えると、
横書きで、1行の幅をせまくした形が
一番読みやすいのかもしれない。


今後しばらく、
新聞や雑誌の「文書の形」
というのを注意してしまいそうだ。


PS
今日ハンドクラフト弦楽器フェアがあったのだった。
昨年は北トピアとかいう場所だったと
思うが堪能した。
今年は、出張で無理だな、
と一回あきらめてしまっていて、
その出張が無くなっていける
状況にはなったが、
一旦あきらめていたからだろうか、
思い出すことができなかった。


大変残念。
また来年だな・・・。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070525
<目に入ったニュース>



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