値切り交渉

家内の十八番である。


今回、家内が使っている
デジカメが壊れてしまい、冬のボーナス
がでることもあって、秋葉原に新しく買いにいった
のだが、予想どおり、
「値切り交渉全開!!」
となった。
たぶんに生まれ育った環境に
よるものなのだろう、家内は関西出身だ。
「値切るのが当たり前」
とのこと。


結果としては、いい買い物ができた。
家内に感謝!!!


しかし、いつも思うのだが、
強烈な交渉である。
自分にはできない。
子供も「とても無理」とのこと。


・・・・
というか、本当をいうと、ちょっと違う。
自分も子供ももちろん安く買えた方がいい。
だから、値引き交渉ができないわけではない。


しかし、
家内のように、執拗かつ強力、長時間にわたって・・・
はできない。
値切り交渉の場にいっしょにいると、
自分も子供もあまりに店員さんが
かわいそうというか、
家内が強欲にみえてきてしまい、
居たたまれなくなって、
他に興味があるような感じで
フェードアウトして、
少し遠くから眺めるという状況になる。


今回もそうなった。


あとで、
「なんでいなくなるのよ」
と叱られるのだが、
「・・・でも・・・」
と絶句するしかない。


ただ、ちょっと注意せねばならないのは、
家内の値切り交渉は
おそらく確実に、そのお店でその品物を
買うときの底値をたたき出すのだが、
時として、スペックが二の次になる。
カタログ等をじっくり眺め、
かつ、複数のメーカーのものを比較し、
機種の弱点、長所を十分理解して・・・
というのは、自分の方が得意。


ちなみに家内はこれを
店員さんに説明させる。
(自分で知っている場合は、 
 「○○ってこういうところが
  いいんですよね」っという具合に
  こっちから説明しまくる・・・・
  いずれにしろ、自分は恥ずかしい・・・)


だから、家内の値切り交渉には、
「安くなったけど、誤った選択」
というケース、すなわち、
「安物買いのなんとか」
になるというケースもあって、
これは自分が止めに入らなければならない。


この役割はとてもつらい。
散々説明させまくって、値切らせまくって、
最後に、
「主人がだめといってますので・・・」
という状況になるので、
めちゃくちゃ痛い状況になるのだ。


こういう状況にいきそうだ、となったら、
早めに手を打たねばならない。


今回の場合、デジカメ。
しかも家内といっしょに
大型店での値段調査をまずじっくりし、
(家内が欲しがっているのが、
 弱点が特に無いことを自分も確認し、)
その後、
値切り交渉が通じそうな、小さな秋葉原ならではの
お店にて交渉。
ものがデジカメで、ちょっと片落ちというくらいだから
心配ごとはない。


いい買い物になった。


家電製品を買うとき、
いつもこれくらいの心理的ストレスならば
いいのになと思う。


今、我が家はテレビの調子が悪い。
しかも地デジ対応でないので、いずれにしろ
買い替えなくてはならない。


おそらく家内の値切り交渉がまた炸裂するだろう。


自分の役割がつらくならないことを祈ってしまう。



<昨年と3ヶ月前の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20061201
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070831
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070901
<ギター趣味人>
http://guitar-shumijin.g.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080427
<目に入ったニュース>
・美姫転倒GPファイナル出場逃す
(かわいそう。だけど、昨日のインタビューの様子などから、
 こうなるかもしれないな・・・と自分は予想していた。
 予想があたってしまって残念。)
・サッカーJ1 鹿島が逆転V
 (というか、「浦和優勝逃す」ということだろう。
  これも近々の試合からして想定内ではあるが・・・)
・中国でPHSレンタルサービス開始へ、ウィルコムが方針
「成田空港などで中国のPHS端末を借りて現地で使えるサービスを行いたい」と述べた。08年前半までに導入する方針だ。
 レンタルサービスでは、日本の利用者は中国のPHS端末を、中国の利用者は日本の端末を借りることができる。
玉置浩二、3度目の離婚 「仲良しでいるために選んだ」
(大好きな歌手だけど・・・どうしてですかね)
朝青龍謝罪 相撲協会も土俵際にいる
(国技である。今一度立て直して欲しい。)

今日はスポーツばかりに目がいった。


三菱重工、リニア車両を海外販売
 三菱重工業は2008年度からリニアモーターカーを海外で販売する。同社のリニア車両は既存の鉄道より震動や騒音が低いうえ、時速100キロ程度でこう配が急な都市内を走行できる。米主要都市の複数の交通局と納入交渉に入った。車両生産拠点である和田沖工場(広島県三原市)で生産体制を整える。新たな都市交通の手段として日本製のリニア車両が世界で普及する可能性が出てきた。

 リニア車両には大きく分けて東海旅客鉄道JR東海)が開発で先行し時速500キロに達する「超電導方式」と、通常の電磁石を使う「常電導方式」がある。三菱重工が販売する常電導方式は超電導方式に比べて速度は遅いが、建設費が安く都市交通網に適している。浮上して走行するため部品の摩耗が少なく、長期的には既存の鉄道よりコストを減らせるという。