飽きないように。

せっかく休日の土曜日なのだが、
大島からの船での移動にて、
半日かかってしまう。仕方がない。


移動中含めて半日、頭の思考は自由時間であったので、
「自分が人前で弾くとき、伝えたいものはなに?」
(どういう表現をするとぴったりくる?)
というのを考えた。


例えば前回のクラスタフリーコンサートでは
”かっちょええブルース”
その前は、
”荘厳な感じのバッハ”
だったりしたのだが、
「そういうものってどう表現するとぴったりくるの?」
という問いだ。


そのときそのときで、まったく違うことを
やっているので、
「おれは○○の曲が好きなんだ」
とは表現できず、
「そのとき、そのときやりたいもの
 表現したいものをやっている」
というのが正直な回答なのだが、なんともしっくり
こない。


で、ずーーーーーっと考えてみたのだが、
要するに、自分は
「飽きる」ということを判断基準にしており、
「自分を飽きさせない様に」
ということをけっこう・・・・
というか、すごく考えている。


パットメセニーがアルバム作るとき、
「まず自分が聴衆として聴きたいと思うもの」
という観点で曲を作るのだが、同じような
ことかもしれない。


パットメセニーのこの表現に比べると
「飽きないように」
というのは、冴えない感じもするが、
「ちょっとでもいいから、なにか
 違うことをやろう・・・」
ということを自ら作り出すために、
自分にとってこれを自問自答するのは、
有効なのだ。