演奏が終わった後の雑談。
MGさん
「もっと1つの曲を磨いたら?もうちょっとがんばれば、すごくよくなるのに。でも、本人の考え方だから・・・。どれくらい1つの曲に入れ込むかは好き好きなんだろうけどさ・・。」
MKさん
「自分の音を録音して聴いてる?聴くの大事だよ。」
・・・・・。
自分の今回のテーマは「ルバートの曲を感情をこめて弾く」であったのだが、これはできた。演奏直後、「のってましたね。気持ちよさそうでした。」との声をかけていただいた。
で、次の課題もみえた。
上のMGさん、MKさんのコメントはずばり、核心をついている。
最近自覚した今の自分に足りないことは「磨くこと」ということを何日か前のこの日記で書いた。そうじしながら気づいたことだ。これ、仕事、実生活を省みて書いたのだが、実は、ギターも全く同様だったのだ。
「ここが楽しい。」「ここが美しい」と感じたころを、なんとか出力する、というところは大好きなのだが、その後「それを磨く」ということが足りない。
そうじが苦手な性格が音楽にもでているのだろう。というか、音楽は自分を写す鏡みたいなものだから、当然か・・・・。しかし、できない原因は、自分の性格にあるのだから、直すのは大変だ。
気がつかなければ、また、気にかけなければ・・直しようはない・・・・・・。
だから、MGさんの「好き好きなんだろうけどさ・・・」のせりふは重い。
性格はなおせないんだろうけどさ・・・という意味にとれば、薬は無いということだ。
ご本人はそういう気持ちで言っているかどうかは定かではないが、自分としては、まさに自覚したタイミングであったので、すごく響いた。
しかし、自分で気がつかないのが、自分の性格なんだよなあ・・・なにせ、40年そういう性格でやってきたのだから・・・と心のなかで葛藤を感じた瞬間、
MKさんから、「自分の音を録音して聴くのが大事」との話。
うっ・・・自分の心の中がなぜわかるの???・・・というような意見・・・。
「プロの方からいわれたんだ。自分の演奏聴くのはすごく大事」
とのこと。
そうだよ・・・これだよ・・・。と心の中で納得してしまった。
以上のようなやりとりがあって、ものすごく充実した時間だった。
この課題にはおそらくゴールはない。
昨日の自分よりよくしたいということをずっと継続するのみだ。
1年後、いや、数年後でもいい。改善を自分で実感できたらすてきだろう。
みんなに感謝。
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