「観客という存在をどう思いますか?」

とある本のインタビューから全く正反対の2つの意見。
「観客がいないと、音楽にならないんだ。観客とのやりとりや、一体感があって初めてパフォーマンスがなりたつんだ。」(著名ロック奏者)
「一番本当の自分演奏は、自宅で一人で練習しているときです。観客を意識することは、”本当の自分の演奏をする”ことからすると外乱になります」(著名インド音楽奏者)
(注:これは、どちらに対してもインプロビゼーションというところにスポットをあてたインタビュー。)
音楽自体が違うし、単純な比較はできないだろうが、自分の演奏は・・・と考えされられる2つの意見。
自分は?
と自問自答してみると、どっちもよくわかるので、どちらともいえない。あるときは前者、あるときは、後者・・・なんて答えになってないか・・・・
でも、いろんな人、特に、人前で演奏している人に、この問いかけをしてみたい気はする。
結構面白い話ができそうだと思う。
とはいえ、ある程度仲良くなって、かつ、それなりの時間がないとこんな議論ができるシチュエーションとはならんよなあ・・。
すぐ思いつく著名人の1つのこたえ:パットメセニー
「楽曲をつくるときは、自分を聴衆の1人として、自分が聴きたい曲をつくろうとする」
よくわかる。
他にも面白い答えないだろうか・・・
音楽雑誌のインタビュー読むのも楽しいんだよな。