ギターで、たまーにお茶の水にいって、スチール弦で100万以上のものを弾くことがある。そして「確かに違う！！」と納得することがある。（クラシックギターは違う世界があるので、あくまで鉄弦の話であるが・・・）
職人さんの手作りはやはりいい、と納得するわけだ。
が、一方、大量生産品の中で、たまーに「すごくいい」ものがあったりする。こっちの”たまに”は、本当にたまになのだが、本当に試奏しまくっている内に「この一本は違う」ということがある。同じギターでも所詮木でできているので、確率的に、材料と設計が思わずマッチングしてしまうという偶然の産物なのだろう。しかし、これもまた楽しいんだな。
自分はB級品のなかに、いいものを見つけるのも好きだ。
すごい金持ちであれば、”こだわりの特注品”ばかりに囲まれるのも悪くないが、まったくもってそんな状況でないし、普通のものは、みんなが納得する程度の価格のもののほうが、雑に使うことに心理的バリアもないしと思う。
え、「本当にいいものは、価格を含めてだから、高いというところで既にB級品？」
なんていう、家内の声が聞こえてきそうな気がした。
ギターくらいはそのうち・・・・と思っているのだが。
