重心を一点にすること

動きの効率をあげること。


ランニングを始めてから、
走りながら、このことをずっと考えている。


効率のよい動きの仕組みがわかると、
ギターの演奏スピードもあげられるかも・・
なんてことを考えながら。


突き詰めると以下になるのかな、と思う。


・重心を一点にすること
・体のなるべく多くの部分を
  この目的のために、寄与させること


走りの中で、最も効率がよいのは、
重心が完全等速一直線運動になることだ。


当然ながら、重力があるので、上下動があり、
体の左右の動きのずれがあるだろうから、
左右にも振れる。


しかし、この振れが少なければ少ないほど、
運動としては、効率が良くなるはずだ。


体の重心。へその下あたり、すなわち丹田
いわれるところだが、
「ここを動かさないようにする」


走っているときだから、等速一直線運動を
させようと意識する。


そして、この一点以外、体のすべてが
そのことを助けるようにするには、
どうするか?
と考えながら走る。


体は、最低限の進めるための
力を地面から得るが、等速の場合、
上にちょっとだけはねればいいはず。
実は、体力を消耗するのは、
足の位置を交互に変えてやる力。
これは、いろんな動きをしてみると
わかるが、
でる右足と引かれる左足の2足の重心が
足してちょうど丹田の真下にくるときが
最も速く動かせる。
右ストレートのパンチのスピードを増すには、
左半身の引きが重要であるように。



と、ここまで考えて、こっから難しい。


上記のことを達成するため、
なにをパイロットにすればよいのか?
ということが難しいのだ。


丹田以外、体の全部を使う、
ということを達成するための
一つは、いわゆる骨盤ランニングだろう。
丹田から最も近くの位置で動かせるところから、
動かせば、より多くの部分が
ランニングに寄与できる。


逆に言うと、
できるだけ丹田に近いところから動かせ、
丹田はとめながら)
ということをいっているということだ。
それを意識するのが、骨盤を意識するとよい、
ということ。


等速一直線運動のほうの一般的な解は、
「体を一直線にして、前傾姿勢を保つ」
とか、
「骨盤を立てて、かつ、足裏への重心のかかり方を一定にする」
とか
こういうのが、その目的のための”感覚”と
なるのだろう。


自分がこれらを達成するために、
もっとも使いやすく、鋭敏な感覚とは
なんだろう・・・・
というのが、今考えていること。
30分のジョギングは、結構すぐおわってしまう。


で、同じことはギターでも
いえるのだろうと思っている。


速い動きやトレモロ奏法でも、
同じ理屈が通じるはず。


その理屈を上手に感知できる、
パイロットとなりえる感覚はなにか自分なりに得られないだろうか」
なんて思っている。


こっちも、むずかしいな〜。


以上、このところ、変に細かなところを
気にしているような気がするが、
これはこれで、大変たのしい。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20100305
<目に入ったニュース>

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