違いは・・・

今日の夜もオリンピックを
楽しんでいたが、
男子バレーと、野球を
チャンネルを切り替えながらみていた。


男子バレーは2セットとられ、
そこから、2セット取り返す。
野球は、後半に入って2-1だった。
重苦しい接戦。


ここから両方とも、
負けたほうは、負けるようにして
負けてしまったようにみえた。


台湾チームの野球は、
8回から9回の
ピッチャー交代の仕方が
わざとピンチを広げている
としか思えなかった。


予選と割り切って、
経験のためであれば
こういうのもいいだろうが、
2−1という状況ではそうではなく、
勝ちたくて勝ちたくて、
懸命の選択をとったのだが、
それが、精神面でくずれてしまったようにみえた。


同じことを日本男子バレーに感じた。


完全アウェーでやりづらかったのは
わかる。
でも、あれだけ重要なところの
サーブミスをしてしまえば、
勝てない。


第一セットだけで6本のミス、
たしか2セットは5本。
このとき、
サーブでのエースはなかったと記憶している。


サーブは完全に誰にも邪魔されない
ものだが、それでこれだけ
ミスしてしまえば勝てない。


3,4セットはよかった。
でも、これはよくみていると、
「中国側が勝てる」
と思ってしまって勝手に自滅しているのだ。
気負ってしまっていて、
なにを考えているのかが、
すかすかにみえていた。
このとき、日本は、
「この1点、この1点」
しかみていないようだった。
結果は明らかだ。



ただ、なんでそれで、
5セットはそれがまったく
裏返しになってしまうのか・・・・


みていて後味の悪さが残る。
そして、
テレビでみていて、同様の気分を味わっている方は
少なくないのでは、と思う。


スポーツでは、
特に実力が僅差の場合は、
精神的なところが重要なのだな、
そう感じた今日のテレビだった。



PS

バレー選手の喜び方

バレーでは、点数を入れると、選手が
コート内で喜びをガンガン表現するが、
昔から、自分はこれがあまり
好きではない。
チームの実力を出すためにも、
選手の精神統一のためにも、
頭をクールに働かせるためにも、
自分はもっと抑えた方がいいと思う。


今日の試合も、
日本だけでなく、中国の選手もそうだったから、
バレーはみんなそうなのだろうか・・・


相手選手のサーブミスに対して、
「ぐわうぉーうおー」
みたいな表情と雄たけびで、
「俺がとった点数だー」
みたいな感じにみえてしまうのは、
「俺の頭は今、子供レベルだー」
といっているみたいだ・・・・


いや、言葉が過ぎた。申し訳ない。


でも、少なくともガッツポーズは
自分が決めたエースのときだけの方が
いいと思う。


自分の子供も中国選手に対してだが、
「なんでこの人、日本のサーブミスなのに、
 こんなにガッツポーズなの?」
といっていた。


同感。


<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20070814
<目に入ったニュース>
五輪=男子バレーボール、日本が中国に競り負ける

8月14日、北京五輪の男子バレーボール1次リーグA組で、日本は開催国の中国に競り負け、3連敗。
 北京五輪の男子バレーボールは1次リーグA組の日本対中国戦を行い、日本が2―3で、開催国の中国に競り負けた。
 中国に第1セット、第2セットと連取された日本だったが、その後反撃。第3セット、第4セットを取り返したものの、第5セットで涙を飲んだ。
 3連敗となった日本の準々決勝進出は厳しい状況。日本は16日にベネズエラ、18日に米国と対戦する。





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