舞台観劇2

今日も子供がでてる舞台観劇。
昨日2公演あって、初演みたが、
その後家内はその日の夜と
今日の昼みているので、
夜は自分がみることにする。


脚本がいいので、
2回みるのは、特に苦にならず、
むしろ楽しみ。


それでみてみた感想だが、
初演よりさらによくなっていた。
「役者さんが役に一段と入った」
という感想をもった。
舞台が公演で育つってこういうなのだろう。
普段は自分がみるコンサートや舞台は
その1回限りだが、
複数回みることも、面白そうだ。


ファンの方の中には
すごい人には全部
(今回であれば5公演)観る方
もいらっしゃって、そんな方の気持ちは
今ひとつわかりかねると思っていたが、
こういった、
「舞台の変化」
がみれるとそれはそれで充分楽しめるな
と思った。


今回の公演はとても好評らしく、
1日目の初演のあと、明日の楽日の
公演に追加予約申し込みが殺到してしまい、
とても申し訳ないことに
SOLD OUTでお断りせざるを得なかった
方もでたとの事。
こういった方の中には、
「最後の仕上がりどれくらい変化しているかな」
という想いを持った方がいるんだろうな
と思う。
自分は今回初めてそういう気持ちになった。

役者さんの一言

今日の公演終了後のミーティング、
脚本、演出をやっている本舞台の監督TKさんが
みんなにいった。
「明日で最後だけど、大花火をあげよう!
 それじゃ、みんなから一言ずつね」

えっ!
という空気が流れたあと、それぞれの想いが
言葉にされた。

「自分は最後の最後のゲネの練習で初めて
 自分の役の気持ちになれた。遅すぎたけど、
 頑張るよ。あと一回頑張ろう」
「役以外の感情もっちゃうこともあった・・・
 (みんなからええーーなにーーとの声)
 んだけど最後は思いっきりやります」
「泣いても笑ってもあと一回!、自分なりに
 足を引っ張らないように頑張ります」
「舞台の上で何を感じるかが今回のテーマ、
 頑張ります」
「初舞台だったのですすが・・・なんとか
 楽しんでます」
「早いです・・・あと1回もきっと早いと思います・・・
 次は、セリフかまないように・・・よよよよろしくぅ
 ・・・お願いします」
「ちょっと怪我して心配かけてすいません。
 大丈夫です。ラスト1回心を1つにして、めいっぱい
 頑張っていきましょう」
「心を一つにがんばりましょう」
「明日が最後がんばります」
TKさん
「自分の見せ場をつくろう!・・・・
 なんて、考えず自分の役に徹します」
「アイコンタクト・・・があると
 もっとよくなると思う。
 全体の雰囲気も考えて・・・
 最後の○○もがんばるよ」
「おお、あたしが最後か、かっこいいこと
 いわないかんかな・・ハードル高いな・・・
 ・・・・・・・・・・・
 いつもどおりでいいんじゃない、
 楽屋の前でいつもやっているように
 どうせそのままがみえるからさ」

TKさん
「ちょっといいわすれた・・・・・
 あのさ、最後の
 「ありがとうございました」
 あれ、最高の瞬間です。
 よくない舞台だと、いえないんだ。
 だから、明日最高の
 「ありがとうございました」
 がいえるよう頑張ろう!!」


最後に父兄のOさん
「どんどんよくなっていて
 明日がすごく楽しみです。お客さんとの
 一体感も感じます。 だから
 一観客として充分楽しんでます。
 ありがとう」


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ほんとうにいい空気。
明日もきっと青い空のように
すばらしい舞台になるに違いない。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20060211