「彼と(4年の)長期契約をしたのには理由がある。我々の味方でよかった」。
試合後、トーリ監督にこういわせた松井。
すばらしい。
手首骨折による4ヶ月の戦線離脱・・・
その復帰試合で4打数4安打。
こういうことは普通は
映画のスクリーンの中だけだと思ってた。
本当によかった。
それにしても、
結果が出たからいうわけではないが、
松井選手の考え方は、美しい。
以下、インタビュー記事からの抜粋。
<試合前>////////////////////////////
人生初めてのリハビリでしたが、ここまで何も不安はなかったです。リハビリと言っても、自分のやれる範囲のことをやるだけでしたから。ただ、よく考えてみたら、練習はいろんなことにチャレンジするけど、リハビリは普段の野球やゲームと一緒でした。リハビリもそうでしたが、自分のやれることをやるというのは何にでも通じることなんです。
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自分の存在意義を見せられればいいとは思いますが、その辺はあまり意識しない。それより、自分のやれることをやるだけです。その結果、「松井が戻ってきてよかった」と思ってくれれば、うれしいし。それができなければ、力がないだけだし。それだけのことです。
そして打席へ。
「真っ白な気持ちで打席に立って、自分がどうなるか楽しみ」
試合前に松井はそう語っていた。
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なんてすばらしい考え方だろう。
そもそも、こういうシチュエーションで、
「真っ白な気持ち」で、打席に向かえるものなのだろうか・・
普通の人では、こうはいかないだろう・・・ぜったい・・。
修練!!そう精神的な修練の結果だろう。
松井選手は、普段も毎日毎日、
「真っ白な気持ち」
を作ってきているのだ。
そして、これからもそうしていくだろう。
精神修養の至らない自分は
とてもこうはいかないだろうが、
現実として目の前でみせていただいた。
感動した!!
仕事だろうがなんだろうが、
同じだろう。
「真っ白な気持ちで向かっていく」
見習っていこう。
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