足音を静かに

自分はバードウォッチングをするとき、
足音をできる限り静かにしようとする。


鳥をみる距離は、自分の足音等を
気を付ける気を付けないには
関係ないくらいの距離があるので、
実際に足音を気を付けることが
どれだけ役に立つか、というのはわからない。


だが、自分にとって、足音を気を付ける、
というのは、単に、鳥に気づかれないように、
ということだけではない。


「自分の五感を研ぎ澄ますこと」
のためのルーチンみたいなものになっている。


つまり、「感度全開」にするためのもの。
「周囲の音を聴く」、
「動くものがなにかないか気を付ける」
といったことに集中するのだ。


これをするのがバードウォッチングにて
自分としては大変気持ちいい。


そういうこともあり、
バードウォッチングにおいては、
家内といっしょにはいくが、
鳥を探して歩く際は、あまり
いっしょには歩かない。


一方、普段の生活での喧騒の中では、
こういうことはやってられない。
いろいろな音に溢れているし、
それらに聞きたくないもの、も
多く入っている。


適度に「感度を落した状態」
にしていかないとやってられない。


こういう「感度」というのに
自覚的になれるのも
バードウォッチングのいいところかな、
と思う。


■<過去の今日>
「5kmのランニングコースをアレンジした」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20170610
「山中にてバードウォッチング」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20160610
「一流だけが見どころではないだろう」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20150610
「故障の状況」
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「山のことを書こうとして」
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