速く書けるということ

頭がいいことの一つの条件は、
「文字を出力するスピードが、限りなく考えているスピードに近い」
ということがあると思う。

「それは逆だろう」
「頭の回転が速いから、速く文字がアウトプットできる、ということだろう」
という意見もあるだろうな、と思う。

しかし、頭の考えるスピードを速めていくためには、
どんどん出していくことを速くしないと、
それを覚えていることに力を割いたのでは、
考えることに頭が使えなくなってくると思う。

ということで、自分は時々、
白い紙に(多くの場合はマッピング法となるが)
自分の考えを、ざーっと書きまくることをやる。


とても、気持ちがいい。

時間も15分程度。


そんなことをやっていて思うのが、
字は、「美しく書ける」という才能のほかに、
「速く、かつ、読めるように書く」
というのも、大きな才能だな、ということ。


なお、パソコン使ってのワープロなら、
いつでも、思考のスピードでアウトプットできるよ、
という方が多いと思う。
自分も、文字だけを書くには手書きより、速い。

しかし、絵も書けるし、単語を線でつないだり、
字の大きさを自由に変えたり、
「ビジュアルにも意味を持たせること」
も重要なアイテムと思っているので、
手書きのほうが、しっくりくる。


自分としては、
手書きでアイディアだし→ワープロで文字へ
→打ち出して推敲(これは、朱ペンがベスト)
ワープロ清書
というのが王道パターン。

本当に、いいたいことを、速く正確に、
と思った時は、この手法を踏むことが必要となる。


このブログも、
メモ帳のメモ→ワープロで文字へ
→いったん寝かせたあと、推敲→アップ
という手順を踏めるときは、それなりに
あとで自分で読んでも読めるものになるのだが、
忙しいと、
「一気書きアップ」
となってしまう。


この場合は、単なるアイディアメモでしかない。


もちろん、いつもいいパターンで記載できれば、
と思うのだが、難しい。

ただ、
「手書きで速く書く練習」
は、今後も意識して、やっていこうと思う。


PS
練習ということでは、ギターや、ランニングの練習と一緒だな
と思うが、自分の場合、
ギターや、ランニングでは、ゆっくり弾く、走る、
を意識しているので、逆になっている。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20110511


<目に入ったニュース>

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