なでしこジャパン、おめでとう

18日だが、深夜からテレビに貼り付けになった。
すばらしい戦いだった。
(ブログの日付が違うが、今はこの記事しか
  書けない。感動した)


試合内容からすれば、アメリカの勝利だった。
フィジカル面でのスピード、高さはもちろん、
技術的に決定機の作り方、また、本来日本が
勝っていなければならない、パスでのボールキープ、
いずれも、アメリカが勝っていたと自分には
見えた。


しかし、日本が勝った。
単なるラッキーか?


そうかもしれない。
アメリカに運のなかったシーンは、いくつも
あった。
シュートがバーに蹴られたりとか・・・・


でも、実際にみていると、
押し込まれているものの、
「勝つかもしれない」
という雰囲気が常にでていた。


フォワードも、バックスもやるべきことが
分かっている。
やる気も十分だ。
リードを2回もされた。
気持ち的には、これまでの日本だったら、
「惜敗だったら・・・いいか・・・」
みたいな悲壮感がでるのだが、
だれもそんなことは思っていない。


「やれる・・・やる!」


という気持ちがずーーーーーーーっとあふれていた。


宮間選手と沢選手が1点ずつとったが、
あれは、そういった積み重ねがあったから
決まったものだ。
シュートとしては、沢選手のあのシュートは
自分には奇跡的にもみえた。
あんなシュートがあの時間のあの場所で
だせるものなのか?


コーナーキックをけった宮間選手とそれを
シュートにもっていった沢選手には、
二人だけにしかみえない、
「最終形のイメージ」
がくっきりみえていたのだろう。


気持ちよかったろうなあ。


他の選手もすばらしかった。


テレビでは、レッドカードとなってしまったから
あまり取り上げられないかもしれないが、
岩清水選手の最後、身を呈しての
ブロックは、言葉は悪いのかもしれないが、
「もっとも意味のあるレッドカード」だ。
熊谷選手と二人、もう、ふらふらだったろうに。


最後のPKにおいては、
キーパー凄かった。
身体は小さかったが、すごく大きくみえた。
また、
一人目のキッカーの宮間選手がよかった。
あれだけの「余裕で決める」
というパフォーマンスは、
その後の選手への影響を考えると大きかったと思う。


この勝利は、今後日本をすごく
強くするかもしれない。


もし、自分が5歳〜12歳の健康な女の子だったら、
「あたしもやろう!」
と思ってしまっただろう。


それくらい、みていて、気合が入る試合だった。


おめでとう、なでしこジャパン


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20100716
<目に入ったニュース>

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