子供の入学式

今日は子供の中学校の入学式。
なので仕事は休みを頂き、式に出席した。

子供は、横浜の都会の中(といっていいだろう)の
中学校だが、1学年70人。2クラスしかない。
自分は茨城の田舎の中学校だったが、
わすれてしまったが、少なくとも3クラスはあったと思う。

なんか、巷で言われている”少子化”というのを
目の当たりにした気がした。

家内に聞いたが、
これだけ少ないので、
学校でクラブの活動が大変なのだそうだ。
また、学園祭なんかも、しょぼくなりがちとのこと。
まあ、そういう世の中なのだから、
しょうがない。

もし、やりたいスポーツやら活動やらが、
人数のおかげでできないのなら、
かわいそうだが、
そういうことがなければ、人数は
少ないほうがいいかもと思う。


自分は、学生時代野球部だったが、
一番面白かったのは、
超弱小の大学の準硬式野球部のときだ。

部員はいつも20名に至らず、
9名のときもあった。
自分が入る前は、20点差以上ついて
負けなんて試合もあったようだ。

そんなチームながら、
なんとか大会出場はキープし、
本気で勝とうと思って野球するのは、
すごく楽しかった。


一方、疑問を持っていたのは、
中学、高校と1年生のときだ。

いうまでもなく、
「野球の技術を磨いて伸びる」
という資質は学年に関係ない。
でも、
野球部員自体が80人とかいると、
どうしても1年生は球拾いにならざるを
得ない。

せっかく練習すれば伸びる時期なのだが・・・
ごく一部の本当にすごいやつは別にして、
器用なやつから、選手になっていった・・・
文句がでないのは、しょうがない。
グランドの面積と人数がつりあっていないのだから。
体力的にも2,3年生が上だし。
だけど、球拾いと声だしだけやっている時期も
やはりあったわけで、むなしさが記憶として
残っている。


まあ、それでも2,3年生のとき、
特に中学校のときは、けっこう強くなったりして
楽しい野球部だった。
そして、それ以上に、たった十数人の
大学の野球部は面白かった。

子供は今から中学生。
女の子なので、野球部とかは全く関係ないが、
あとで、
「充実して楽しかった」
といえるような日々が送れるよう、頑張ってほしい。