鉄弦の柔らかな音

先日も記載したが、
このところのギターは、鉄弦を中心に弾いている。
自分は、鉄弦の音が好きなのだな、
と自分自身で改めて感じる。
ただ、改めて、どっちか一つ選べ、
といわれると、ナイロン弦なのかな、とも
思う。


ナイロン弦と鉄弦、それぞれ自分は
どういうところが好きなのだろう。


鉄弦は、さわやかさ、軽快さ、輪郭の明確さ、
みたいなところ。
一方ナイロン弦は、柔らかで表情が豊かなところ。


しかし、さまざまあるナイロン弦の音の
なかで、自分が好きなナイロン弦の音は、
と聞かれると、
「一瞬鉄弦みたいに思えてしまうナイロン弦の音」
だったりする。
「ナイロン弦だけど、鈴なりみたいなさわやかな感じ」
というような音が好きだ。


そんなことを考えていて
今鉄弦を弾きながら、音に対して思うのは、
「鉄弦だけど、ナイロン弦のように
  やわらかい音ってだせるのだろうか」
ということ。


やってみると、案外近づけるような
気がしてきている。


複雑な曲を演奏する技術は、
自分としては、限界があると思うので、
せめて、こういう、「音自体の表現」
みたいなところは
できるかぎりこだわっていけたらと思う。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120901

<目に入ったニュース>

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