「正解を出す」より「最悪を出さない」

「勝つ」という心構えより、
「負けない」という心構えのほうが、いい、
なんてことが言われるが、
わかる気がする。


同じように、
「正解を出す」
よりも、
「大失敗、最悪の選択はしない」
というほうが、いいような気がする。


「勝つ」とか、「正解!」
というのは、
「ピンポイントではまる」
という感じがするのだが、
実際は、そんなぴったりするような
答えが見つかる事象というのは少ないし、
また、そういう事象なら、
じっくり時間をかけて、本当の正解を
求めればいいのだが、
実際問題は、
「何が正解だか、わからない」
ということがほとんどだ。


そんなとき、
うっかり、正解を追ってしまったりすると、
「一部最適、全体最悪」
を選んでしまったりするのは、
そんなにめずらしいことではない。


それよりも、
「少しよくなる」
とか、
「最悪は選ばないようにしよう」
というほうが、
早く、確実な進展があるような
気がする。


日本の首相は、菅さんになった。


かっこいいパフォーマンスは不要と思う。


ちょっとだけでも、よくするような
選択を地道に継続していただきたい。



<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/200909014
<目に入ったニュース>
民主党党首選挙は、
菅VS小沢。
菅が圧勝した。

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