ギター演奏を聴くこと

ギターを弾いていると、
自分より、かなり技術的に上手な方に対し、
「この方より、この方の方が上手だな」
などと、評価をしている自分に
気がつくときがある。


ちなみに、自分は自分が比べている
いずれの方よりも、技術的には劣っている
と自分で分かっている。


耳だけ(というか、嗜好だけ)
が進歩してしまっているというか・・・


でも、考えてみると、特にめずらしい
ことでもなんでもない。


フィギュアスケート
テレビ放送をみて、
スケートを滑れない自分が
「こっちの方が上手だね」
といえたりしているのと同じだ。


しかし、それでも自分が考えてしまうのは、
自分が趣味としているギターについては、
「あんまり耳年増になってしまうと、
 自分で弾く意欲がなくなってしまうのではないか」
なんてことを思ってしまうからだ。


これはほんとにそうで、
「もう、弾かなくても、こういう音楽が
 聴ければ、それで十分。
 自分が弾く意味なんかないよな」
ということは、何度も思ったことがある。


でも、


・・・それでも・・・


しばらくやめてても、
なぜか、また弾きはじめている。


ということを何年も続けてきた。


「いいのよ、自分が弾けるものが
 弾けるだけで・・・」


そう思って弾いてきているうち、
プロの演奏と同じくらい、
マチュアの方の演奏を
聴くことも好きになった。


うまい下手、ステージがどこであるかに関係なく、
演奏することが好きでしょうがない
方の演奏を聴きたい。


そう思う。



<昨年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20080212

<目に入ったニュース>


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