イチロー選手4000本おめでとうございます。

おめでとうございます。
4000本、本当にすごい。

で、合わせて感動したのが、
そのインタビュー。
どうしても、自分個人として
残しておきたいので以下に特に気に入ったところを
抜き出してコピペしておく。
(一般ニュースにでているものなので、
  問題ないと思いますが、問題あり、との
   ご指摘あれば、削除致します)




プロでやっていると、結局、
記憶に残っているのはうまくいったことでなく、
うまくいかなかったことなんですよね。
その記憶が強く残るからストレスを抱えるわけです。
マチュアで楽しく野球をやっていれば、いいことばっかり残る。
楽しいだけだと思う。そのストレスを抱えた中で瞬間的に喜びが訪れる。
で、はかなく消えていく。それがプロの世界の醍醐(だいご)味であると思う。
もっと楽しい記憶が残ったらいいのになと思っていますけど、
きっとないんだろうなと思います。

これからも失敗をいっぱい重ねていって、
まにうまくいって、という繰り返しだと思う。
バッティングとは何か、野球とは何か、
ということをほんの少しでも知ることができる瞬間というのは、
きっと、うまくいかなかった時間と自分はどう対峙(たいじ)
するかによるものだと思うので、
なかなかうまくいかないことと向き合うことは、
しんどいですけれど、
これからもそれを続けていくということだと思います。


何をやりながら自分をプッシュしてきたわけではなくて、
毎日同じことを繰り返す。
そういうことで自分を安定した状態に持っていく
テクニックはあると思います。
ただ、それは毎日継続できたとしても、
精神が常に安定するとは限らない。
その時点の自分ができること、
考えられることをやっておきたいということですね。
それで結果的に不安定な状態になることはもちろんありますし。
その割合が多いとは言いませんけど、時々そういうことがある。



究極ではないですよ。何でもいいんですよ。
スカッとして気晴らしになってくれるでもいいし、
僕のことが大嫌いで、
大嫌いなのに僕のために時間を使う人っているじゃないですか。
あいつ、こんな会見しおってとか。
でも、それは僕のためにエネルギーを使ってくれていることなので。
同じではないですけど、うれしいですよね。
一番しんどいのは無関心なこと。無関心を振り向かすって無理なので、
それが一番つらいですね。大嫌いでもいいから、
関心があったらうれしいですね」


 ―自分に決して満足せず、やってきた。


「いえいえ。僕、満足いっぱいしますよ。
今日だって満足してるし、それを重ねないとダメだと思う。
満足しない、したら終わり、なんて言う人は弱い人。
満足を重ねないと次が生まれないと思うので。
僕はものすごくちっちゃいことで満足するし、
達成感を感じる。それを感じることによって、
次が生まれる。意図的に、こんなことで満足しちゃいけない、
まだまだだって言い聞かせている人は、しんどいですよ。
じゃ、何を目標にしていいのか分からない。
うれしかったら喜べばいい、
というのが僕の考え方。


いや、それ(ファンの声)はまさに原動力です。
プロ野球ってのは、そういう人たちがいてだから。
今日だって見てくれる人がいなければ、何も生まれないですから。
そこがアマチュアとの大きな違い。
プロ野球選手はそうでなければいけないし、
それが大きな原動力になることは間違いない


以上、いずれも、よく読むと
ほんとうに深い。


<去年の今日>
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20120822

<目に入ったニュース>

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