■20200813(木)御茶ノ水へ

昨日横浜駅周辺の楽器屋にいったが、本日は御茶ノ水の楽器屋廻りをしてきた。 連日いくことは想定していなかったのだが、家内がひさしぶりに新宿に行ってきたい、とのことだったので、それであれば同じ時間に自分は御茶ノ水となったもの。 ただ、お盆休みなので、いくつかのコアな楽器屋さんはやっていない。大手のところをざっと廻ることにした。 セカンドハンズを含め、大手のところはだいたい廻ったのだが、試奏をしたのは2店。1つはギタープラネット、もう1つはドクターサウンド。いずれもエレガットが豊富に置いてあるお店だ。 ギタープラネットでは、Taylor Academy12e-N、Martines MP-12Ziricote(いずれも約10万円)。(他も弾いたが、値段10万超は、今回は記載外)

ドクターサウンドではパコカスティージョTE232TE(割引で約10万円)。

いずれも、12フレットジョイントのエレガットで、指板幅が48㎜前後、というもの。テイラーはノンカッタウェイだ。

弾いた感想は、テイラーが一番しっくりきた。テイラーの場合、「クラシックギター」ではなく、「ナイロン弦のアコギ」の音であり、元々スチール弦を弾いていて、クラシックギターのレッスン等を受けていない自分には合うのだな、と改めて納得。音色自体であれば、マーチンの000cが好きなので、この結果は納得。テイラーのギターは、あまりはずれが無く、一定レベルになっていることを評価しているが、今回もそれを感じた。ただし、表現が難しいのだが、タッチとか音の出方が自分のイメージと合わなかった。これは慣れも問題かもしれないが、こういうフィーリングの不一致は、要注意だと思う。

Martinesは、昨日のコルドバと同様、高音のぺちぺち感がNG。しかし、それ以外は印象よかった。コルドバとMartinesは、数を当たると「あたり」があるかもしれない。

パコカスティージョは、元々が15万円くらいの金額の割引なので、音は良くなる方向だが、やはり高音部のぺちぺち感がありここはNG。フラメンコよりにアレンジしている、とのことで、「激しく弾いた際のバランス上、そのようにしているのかもしれない」との店員さんのコメントであったが、確かにそうかもしれない。

しかし、2日間の印象では、音色としてはマーチンか一番安いヤマハのCGX122MCCが好みに思えるので、音色としては、フラメンコっぽいのではなく、純クラシックを含めた、「指弾きソロギター」の方向性の音が自分は欲しいのだ、と自己分析した。

その上で、帰宅してヤマハのサイレントギターを今日も弾いたのだが、その方向性を再確認するとともに、これがあるのだから、「生ギター練習用があればよい」とすると、安いのでもいいのだけれどな、と改めて思った。

ただ、ややこしいのが、指板幅が48㎜程度のちょっと細めがほしい、ということ。

インターネットでそういうのをみてみると、アリアのエレアコとかがそうなのだが、どこかで試奏できないだろうか・・・。次はこれを探してみよう。