■20200429(水)身体の動きに気を付けたランニング

先週土曜日に8㎞のランニングをしたのだが、その後腰の筋肉に張りがでてしまった。

あまり気にしていなかったのだが、その後もなかなか張りが引かなかったこと、ならびに、その走りがランニングというより、ジョグで、それほど強度を持たないランニングだったことから、あ、これはフォームが悪くなっているかも、との思いを持った。

そこで、今日も8㎞走ったのだが、その際、走り方をいろいろチェックしてみた。

腰の張りがでたのは後ろ側。その点を気にしながら走ってみた。

1kmほど走ったところで気づいたのは、腰をそり過ぎているかも、ということ。

「腰高のフォームがよい」とよく聞くが、それは、自分としては「腰高というより腰前」と理解しており、重心が着地点より遅れてしまうことがよくないので、それがないように、ということと理解している。

従い、腰を前に出しているが、この意識が強すぎたのかも、と思い至った。

少しこの感じを緩めると、「骨盤がよりフリーになる感じ」となった。

「あ、これが正解かも」

そう感じ、そのまま走る。

走りながら考えたのは、では、骨盤はどのように意識したらよいのだろうか、ということ。

しばらく「骨盤の倒し方」をいろいろ考えたが、うまくいかず。それより、「なるべくフリーに」との意識の方が自分としては良かった。

で、5kmを過ぎたくらいで思いついたのが、自分は球児だったが、「腰の入ったバッティング」の意識。バッティングでは、腰の回転こそがバッティングのパワーなのだが、この感覚を自分は持っている。そこで、走りながら、この「よいバッティングに繋がる感覚」で走ってみた。

そうしたところ、腰を回しすぎには注意せねばいけないが、「腰を固める」ではなく、「腰を使う」という意識になり、これはよさそうと感じた。

そのまま8km終了。

以上、なかなか面白いランニングだった。

その後、先日感じた腰の張りは感じなかった。

走るときの意識というのが、ランニングでの身体への影響にずいぶん影響があるのだな、と納得した次第。自分自身の身体に対する感度を高めることは重要だ。