ペットの鳥をなくしかけた。

家内のペットのヨウムをなくしかけた。


今日は花見と野鳥撮影で、琴海自然公園へ。
大村湾を望む桜がたくさんある公園で、
野鳥はたくさんいそうだ。


朝9時過ぎに家をでて、10時くらいにつく。
そうすると、ほぼ自分たちの車で
駐車場がいっぱいになるくらい人が
でていて、花見やバーベキューでにぎわっていた。


桜は本当にきれいだ。


しかし、自分たちは野鳥撮影をしたかったので
水辺を望む桜が咲いた側と反対側、
100mほど下に民家がみえる
人通りが少ない山の法面で撮影をしていた。
天気もいいし、いい写真がとれるかな、
と自分が鳥を探して山のてっぺん付近に
いったところで、家内の悲鳴。


ヨウムが山の法面を飛び降りて
民家まで飛んで行った。


やばい。


すぐに引き返し、家内にカメラを
渡して自分も山の法面を駆け下った。


家内は上からそのカメラで、みえるところまで
飛んだヨウムを追いかけていたのだが、
残念ながら、最終的にどこにいったか
わからなくなった。


やばい。


やばい。


家内が指示するところ辺を
探すのだが、いない。


仕方ない。じっくり探すしかない。
飼っているヨウムは、普段飛んでいないので、
それほど遠くまで飛ぶことはできない。
つまり、高く飛ぶことはできない。
飛んでも地面付近。
ゆえに、遠くに飛ぶことはできないだろうと
思われるのだが・・・・

降りた、とされる場所は、山の斜面だが、
その下は、左手に廃屋、と民家。
その手前に1.5mくらい下るところに
人の丈ほどの草木が生い茂っている。
右手は鬱蒼とした木の藪でその先に
民家が2つ。
もし、この民家を超えてしまうと、その先は
道路を挟んで田畑や民家となってしまい、
かなり探すのは難しいだろう。


家内としては、「上には飛べない」
ということで、左手の民家の方を探してくれ、
とのことで、この1.5mの崖上の
草薮の中に自分が入り込んで、
とにかく綿密に探す。


しかし、いない。  やばい。


家内は、少し範囲を広げて、
その民家の周りをぐるぐる探し始めた。
民家の方に一応お断りを入れて
探そうと思うが、留守らしい。


自分は、万一に備えて、まずは、道路を超えて
田畑と民家を探しに行った。
ヨウムは足にハーネスを付けたままなので、
確かに遠くには飛べないと思うのだが、
それでも飛びそうなところ、
という外側をつぶしておこう、と思ったもの。


今回は、モンベルの福袋に入っていた
双眼鏡を持ってきていて、これを使って
探したのだが、かなり使える。
(後述)


しかし、探すこと約30分。
やっぱりいない。
家内もかなり焦って探している。


で、元に戻る手前、最初の山の法面からみて
右手の民家の前まできたとき、
かすかに、ケータイの物まねをする
ヨウムの声が・・・。
いる!!!


すぐに家内を呼ぶ。
家内は近所の子供に声を掛け、一緒に
探していたが、合流して、
ここで、ケータイで、物まねの元と
なった音(口笛)を連呼してみる。


すると、どっかから、答える声が・・・。


こっちだ!


ここで、ちょっと安心。
ここまできたら、絶対見つけられる。


子供たちが、この木の付近じゃない、
ということころまで声を
頼りに示してくれたのは、右手の
民家の藪のなか。
そこに首をつっこんでみるがいない。


どうしたものか・・・・


そこで、その藪から離れて、
少し山の法面のところで上がって、
双眼鏡で探してみた。


いた!!


じつは、その藪のてっぺんの方に
引っかかっていた。
あれくらいの高さまでは飛べるのか。
結局、子供たちと2mほどの
枯れ木を探してきて、それを
わたしてやったところ、
乗り移ってくれ、無事手元に戻った。


やれやれ。


もう二度とこういうことが
無いように注意しないと。


家内はいっしょに探してくれた
子供たちみんなに(4,5人)
ジュースをおごって、みんなで談笑。


よかったよかった。


<過去の今日>
「ここのところのギター演奏で思うこと」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20150402
「再考「走る様になってわかったこと」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/201402
「走る様になってわかったこと」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130402

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