日本サッカーに感じた「イラつき」

今日はテレビでサッカーのワールドカップの予選である
カンボジアとの一戦を観戦した。
で、勝ったのだが、見ていて大変イライラした。


自分はスポーツ観戦が趣味だが、
これほどイライラ感を持つのは珍しい。
自分で驚いてしまった。
なので、冷静になってから、改めて考えた。
「なんであんなにイライラしたんだ?」


「点数が入らなかったから?」
「一生懸命さがなかった?」
「技術面で、イライラした?」
等々、1つ1つ考えたが、いずれでもない。
もちろん、いずれも少しはイライラするだろうが、
自分の中に生じたイライラは、もう少し
深い感じ足した。


で、一晩寝て、改めて冷静に考えてみたのだが、
「取り纏め者不在」
ということだと、気が付いた。


もちろん監督はいるので、実質上の
取り纏めはもちろんいる。
ここで自分のいう「取り纏め者」は
ピッチ上での選手の中でのもの。


戦術が監督から授けられているのは
みてとれるのだが、それを具体的に
どのように展開していくのか。
そこのところが、まったくみえない。
ひとりひとりがバラバラ。


音楽でいうと
「一人ひとりは上手だけど指揮者不在」
を聴かせられているような気分になった。


画面からは、はらはらワクワク、ではなく、
「なにをしたいのか」
という気持ちばかりがでてきていた。


で・・・・・だ。


なぜこれで自分がとてもイライラしたのか、
というのは、もう一つ自分側の理由がある。


普段の自分の仕事でも、感じているのが、
「取り纏め者」「有能なプロジェクトマネージャー」
といったもの人材不足(能力不足)


まさしく自分の仕事での弱点を
見せられているように感じたことがあるのかもしれない。


もしかすると、日本全体で必要なのに
いない、という人材というか能力が
これなのかもしれない。


一朝一夕には育たないであろうが、
なんとかしたい。
もちろん、まずは自分からだ。



<過去の今日>
「時間がたっぷりある昼休み」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140903
「体調注意」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130903

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