持ち物を減らすこと

昔ものの本で読んだことがある。


レコード収集家が、レコードを処分するに
あたり、
「最高に好きな100枚以外捨てる」
としたそうだ。


また、同じような話で、
「本棚1つ分以外の本は捨てる」
と決めている方の話も読んだことがある。
つまり、1冊新しく手に入れたら、どれか
一番いらない本を1冊捨てる、ということだ。


現在、段ボール箱を開けて、
自分の荷物を整理しながら、
そのような
「最小限の持ち物の生活」
にあこがれている。


今、ずいぶん処分したとはいえ、
本棚3つ分くらいの本をもっている。
これから先、一度も開かない本、というのも
あるに違いない。。
もちろん、「背表紙をみているだけでいい」
という本もある。
しかし、そうではなくて、ただ惰性で
持っているだけというものもある。


そのようなものをすぱっと手放してしまえれば、
どんなにすっきりするだろう。


もちものを必要最小限にする、というのは、
「ものを気にかける時間、力が最小限」
ということだ。


昨年10月からの
寮での単身赴任生活を経験したが、
それに近い生活だった。


率直にいって、快適だった。


そして、今また、多くのものを持つ生活になった。
もちろん、これはこれで、快適ではある。


しかし、今後は、方向転換しよう。


「これは何かの役に立つかも」
ということで、いろんなものを手に入れるのは
できるかぎり卒業して、
これからは、
「これは今後、きちんと使ってあげられるだろうか」
という思いで、新たなものを手に入れることを自制し、
「これは、持っているだけのパフォーマンスが
  まだ、あるだろうか」
という観点で物を処分していきたい。


それでもし、時間が増やすことができたら、
「何かをつくること」
にその時間をむけらたいと思う。



<過去の今日>
「先輩の壮行会」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20140314
「鼻歌を歌うように」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130314


><