鍋割山へ 前半

22日、23日は会社の夏休みで休日なので、
22日、鍋割山へ山登りしてきた。
朝6時半に家をでて6:57の相鉄にのる。
「丹沢1日乗車券」。
電車の中で朝食としてカロリーメイト
1箱食す。山登りのときは、
できるだけ早く現地につきたいので、
朝食は電車の中でとって時間短縮。


渋沢には8:00くらいについて、
そこで昼食用にミスタードーナツ
ドーナツ3つ購入。
その他500mlの水2本購入で準備完了。
後はエネルギーゼリーが1パックを
家からもってきている。


8:20のバスで下倉へ向かい、
8:35下倉着。
そこで、じっくり準備をして、8:50に
登山を開始した。


今回は、下倉から二股までいったあと
鍋割山、小丸、二股と時計回りめぐって、
また二股から下倉へ戻ってくるコース。


装備は以下。
・フラッドスキンのパワーメッシュのインナー
・速乾Tシャツ(紺色)
ザムストのアームスリーブ
・薄手綿で足首が締まった形にジャージ(白)
・靴下の足袋スタイルの(親指の分かれた)ソックス(職人さん用)
アディダスのハット。(黒)
・Lバランスのサングラス
モンベルの折り畳みストック。(ダブル)
・シューズはブルックスのカスケイド


バックパックモンベルのフラットアイアンパック
その中として・・・
・着替えの下着上下(上はTシャツ)
・着替えの7分ズボン
・救急セット
・ヘッドランプと予備のハンドライト
・レインコート上下
・双眼鏡(先日福袋でゲットした奴)


・パーゴワークスのチェストバック
その中として・・・
・財布
・地図
・メモ帳
スマホ(電話とカメラ用)
・スポーツ飴


以上。スタイルとしては、
バックパックをサロモンのXA20として、
  トレランチャレンジ」、
も選択肢としてあったが、
ひざの状態を考えると、今は無理に走らず、
歩きでの山登りがベターと判断した。


さて、本日のコースは以下の
4つのパートに分けた。
・登り前半(下倉から二股)大体5km
   穏やかな林道。説明では起伏が少ないとある。
・登り後半(二股から鍋割山)大体4km
   急な登り。体力勝負。
・下り前半(小丸から二股)大体4km
   急な下り。もっとも苦手なところ。
・下り後半(二股から下倉)大体5km
   登り前半の逆コース。
   気持ちよく歩けると思う。


いろんな課題を持って行ったのだが、
それらについては、コースにそって順次記載していく。


まず登り前半。
起伏が少ないと記載したが、本当にそうで、
「走ったら気持ちよさそうなコース」だ。
しかし今の自分は走れない方がよいと思える。
歩きであっても、早歩きにすると
左ひざの裏内側を中心にまだ鈍痛(疼痛)
があって、あまり気持ちよくない。
ただ、先日の飯能生越でも20km厳しい
コースをレース参戦して、症状が悪化した
わけではなく、
ある程度動かした方がよくなりそうに
思えるもの。
なので、ふつうの早歩きでガンガン歩いた。
歩き終わった後、血の巡りがよくなって、
痛みが少しでもやわらいでいるといいのだが・・・


脚のその痛みはそれとして、
その他の体調はとても好調。
コースもなだらかなこともあり、
とてもさわやかな気分で歩くことができた。
左手が崖になっていて、下までは
みることはできないが、おそらく20mか
30m下に川が流れている。(音が聞こえる)
で、じめっとした空気が森の
香りを運んできてくれて、まさしく森林浴。
名前を知らない様々な鳥の鳴き声が
いろいろ聴けるのも楽しいし、
蛇やカナヘビにも遭遇した。
色とりどりというか、毒々しいキノコも
目には楽しい。


ただし・・・丹沢は「ヒル」で有名。
これがでてくると興ざめだ。
自分は万一、これがでてきたら、
と思って、本日は長ズボンのジャージだし、
ハットと首回りの手ぬぐいで首を
かくし、アームスリーブも使って
「肌の露出部はゼロ」とした。
そして、歩く場所は登山道のみ、
(変なところに入らない)ということも
厳守した。
ヒルさん、出てこないでください」
とお祈りもしつつ・・・


そんな感じで、まあ、この「登り前半」は気持ちよく歩けた。
なお、本日はシューズは奥久慈で使用した
カスケイドだが、これで奥久慈の34kmDNFにて
右親指が黒爪になっている。
サイズ大き目にして、つま先をケアした
つもりであったのに、そうなったので、
今回の山登りでその原因も探ろうと思って
履いてきたのもの。
しかし、この前半は全く問題なし。
実に履きやすいシューズだ。


さて、登りの後半。
二股を過ぎてから、勾配ががぜん急になって、
「厳しい山登り」となる。
息が荒くなり、汗が流れ落ちる。
(気温は高度で少し涼しくなっているものの、
 やはり暑いものは暑い)


ただ急な勾配といっても最初の2kmは好調。
ストックが威力を発揮して、脚のみならず
上半身の力も十分使ってガンガン登った。
登りでペースにのると、
「気持ちのいい有酸素運動状態」
に入ることができて、気分が自然とハイになる。
山登りって楽しい、と思いながら歩くことができた。


しかし・・・


二股からおよそ1時間、つまり
登りの後半の半分くらいにきたところで、
(鍋割山まで2km弱のところ)
腹が、ギューギューなり始めた。


・・・腹減った・・・・


このままではガス欠するな、と思ったが、
今回、少し脂肪燃焼を促進させて、
ダイエットも進捗させたいな、といったことを
思ってしまったので、
「後2kmくらいだったら、このままいくか」
と飴玉1つなめただけで登りを継続してしまった。


そうしたところ、
ペースは急激にダウン。加えて、
「楽しい気分」が徐々に「暗い気分」
へ移行してしまった。


・なるほど。ガス欠って、気分にまずあらわれるのだな、
・そういえば奥久慈でも藩王越生でも、動きが急激に鈍った時があったな


等々、この状況をしっかり自分なりに学習。
やはり補給は大切だ。


ただ、本日はレースではない。
上までゆっくりでも登れればいいのだ。
「ひーる飯、ひーる飯」とつぶやきながら
結局鍋割山までそのまま登ってしまった。


到着は11時50分ごろ。
3時間で到着となった。


後半に続く。



<去年の今日>
「次の準備」
http://d.hatena.ne.jp/y1kirihara/20130721

<目に入ったニュース>

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